「そうなると思った」
ノルドール・エルフ。
フィンゴルフィンの第四子、三男。
黒髪、蒼灰の瞳。
英雄になりたかった男の子。
っていうか、末っ子らしい壮大な夢を抱く子だと思います。
で、恋愛知らず。
基本フィンゴンと似てるんですけど、フィンゴンが愛し愛され生きるタイプだといたしますと、アルゴンに愛は必要ないかもしれません。
アレゼルの弟、なわけですが、年子とかそんくらいしか離れてないといい。
で、アルゴンは男の子だから狩りとかオッケーなのにアレゼルはダメだから、アレゼルが余計に荒れる荒れる…。
八つ当たり(いや正当な怒りか?)を全部受けてたアルゴンは相当打たれ強くなりました(爆)。
最終的にはアレゼルとアルゴンは一緒にオロメの森とかに行くんだと思います。
行くと、双子連れたケレゴルムに会ったりして、会ったら会ったでアレゼルはケレゴルムと話し込み、
アルゴンは双子にちょっかい出したり出されたりいじられたり。
中つ国にたどり着いた、直後に討ち死に、それ辿り着いたって言えるのかー!?って感じですよね。
同族殺害の責任を負うべき立場のひととしては、フィンゴルフィン系列から出た初めての死者であるわけですが、
もう最近マンドスにフィンウェさんがいて、フェアノールが来た以上、
後はかなりザルなんじゃないかとか思えて仕方ないんですけれど(ぶつぶつ)
後期稿になってようやく出てくるアルゴン、教授が彼に何の役割を振りたかったのかが気になって仕方ありません。
私としてはケレゴルムの「世界征服」願望に対応するなら「英雄」願望を抱くべきだし、
兄弟関係としては間違いなくアレゼルのコンプレックスを刺激する存在でないといけないと思うわけで、
しかしそうするとまぁ見事に中つ国での出番は確かにいらないね!とか(爆)
アルゴンはフィンゴンにくっついてると思うの。アレゼルの面倒をトゥアゴンが見てるから。
なんとなくフィンゴンは陰性な明るさ(何せろめ的イメージはうさぎ)だけど、
アルゴンは陽性極まりない明るさだと思う。
なんであの両親からこんなのが生まれたんだろうね系の(笑)。
【私家版アルゴン】黒/蒼灰 朗らかな美男。無邪気な楽天家。アレゼルがほぼ不満顔ならアルゴンはほぼ笑顔。人生は上々だし大体のことは良いように進むと思っている。度量が広くて、タイプのだいぶ違うきょうだいの扱いをちゃんと把握してる要領の良さがある。ノリが良すぎる=調子こくのが難点。