「何もしないには時がありすぎる」
ノルドール・エルフ。
フェアノールの第四子。四男。
黒髪、枯灰色の瞳。
良く言えば根が素直、悪く言えば単純。せっかちじゃないけど短気。キレやすい。沸点低い。
真っ直ぐさはケレゴルムと近いんだけど、ケレゴルムがネアカなら間違いなくカランシアはネクラですね。
そう言って悪ければ、社交的か非社交的か。積極的か受動的か。
兄弟が1と2、3と5、6と7でしょっちゅうつるんでて、何かと言っちゃはみごにされてるのはこの受動的な態度が原因かと。
兄弟中で一番、父名も母名も微妙な名前なのも不遇かもしれない。
モリフィンウェ、そら見事な黒髪を示しての「暗き」でしょうが、なーんかネクラを指摘されてるような…(爆)。
ついでに言えば添え名も「dark」だったなこの子は…。
じゃ母名はどう?ってことになりますと、カルニスティアは赤ら顔って意味ですし。
…血色良いんですね~健康的なんですね~良かったね~…。
…………いや、母名はそういうもんなんだろうが、ネアダネル、なぁ、本当に息子どもの名前はそれで良かったんか?
領地の治め方から見るに、どうも商才あったらしいですね。
平和で時間さえあれば、クウェンディで「貨幣」を発明するのはカランシアだったかも?などと思います。そういう関連で力を発揮しそうな…。
ろめ的には、フィンゴンの正しい幼なじみです。仲良し。
頭も良いです。勉強もきちんとするタイプ…真面目なんですよ、うん。
それから、「針持つ手(セリンデ)」と称された祖母の手の技を受け継いでいたのはこの人だと思います。
あんまり披露する機会がないんだけど。
奥さんいるのは納得です。や、お買い得だと思います。
奥さんに関して一生懸命考えていたら考えすぎてSSが書けるレベルまで突き詰めてしまいました…。
平民の奥さんです。王族のくせに最も「普通」の夫婦です。
で、もし子どもがいたとしたら、それはきっと娘で、ハレス姫のよーな気性だと思います(笑)。
個人的に、カランシアとハレスの関係って、なんか、遠い父と娘のような気がするのです。
ハレスには本当の立派な父ちゃんがおりましたので、父的役割のひとってのは全く不要だったわけですが…。
【私家版カランシア】黒/枯灰 険のある美形。髪が綺麗。短気で瞬間的に激昂するが冷めるのも一瞬。激怒した直後が一番冷静で公平。根暗で自嘲の気がある。面倒見がすごく良い。針持つ手を継いでるけど披露の機会があまりないのでフィンゴンの戴冠式張り切った。孫世代で最初に結婚してる。超愛妻家。