「……わたくしには足りない」
ノルドール・エルフ。
フィンウェとインディスの第1子。長女。
黒髪、淡紫の瞳。
黒髪のインディス、と言って通るような見た目。
母上と大叔父上がとっても好きなので、ちょくちょくタニクウェティルとかの方へ出かけます。
フィンゴルフィンとは、ほとんど双子と言っていいような年しか離れてないので、
幼い時はもちろん一緒に育ったんですが、構いすぎて泣かしたこともしばしば。
フィンゴルフィンと口調がほぼ一緒で、違うのは一人称くらい。
フィンウェさんと思考回路がかなり似ていますが、父上ほど激しく二面性なわけではなく、
表裏があるんだかないんだか、かなり率直な方。言動しっかり一致。
フェアノールのことは理由もなくものすごく好き!ですが、
当のフェアノールには苦手がられ避けられてます…フィンゴルフィン以上に。
で、その鬱憤からくる八つ当たりは全部フィンゴルフィンに…がんばれオトウト。
現状維持よりも改革派で、新し物好き。
流行にはとても敏感で、センスもかなり良い。
アナイレとは服話で盛り上がれそうです。
実はフェアノールに負けず劣らずのファザコンですが、父上には同族嫌悪が入ってるので表面に出てくる態度は物凄いツンツン(笑)。
フィンウェさんはそこが可愛いとか思ってます。
フィンディスは多分、王家で一番モテる姫ですが
(お付き合いする男性が絶えなさそうな…浮名、というわけではないんですが
いっつも異性に囲まれてるあたりはマグロールとかと気が合うのかもしれない(笑))
ほぼ必ず振ります。
理由が「どんな男を見ても父上には劣る…」というもので、振った後にそれに気づいてど―――んと落ち込む(……。)。
その後、フィンウェさんと顔を合わせようもんなら、とにかくひたすらにムカつくので「無視」という手段に出ます。
しかし敵(敵!?)もさるもの、やたらと慈愛に満ち溢れた眼差しでただひたすら見守ってくるので、最後には折れて口をききます。
…結局、傍にいて一番落ち着くひとなんで(うー)。
んなことばっかりやってる、この父娘。
【私家版フィンディス】黒/淡紫 黒髪のインディス状態。派手好きの新しもの好きで良く似合う。率直な気性と行動で弟を構い過ぎて幼少期よく泣かしてた。すごいモテるけど必ずフる。異母兄が理由無く好きだけど慇懃に避けられる。父が好きすぎてもういっそ嫌いの域。父にのみツン全開でそこが可愛い。