なりきり100 フィンゴン×マエズロス

 カップリングなりきり100の質問

  フィンゴン×マエズロス

 1 あなたの名前を教えてください

 マエズロス> 「父名はネルヤフィンウェ、母名はマイティモ。シンダリンだとマエズロスだ」
 フィンゴン> 「フィンゴン」
 マエズロス> 「……それだけか?」
 フィンゴン> 「だってあんたがそうとしか呼ばないし」

 呼ばれない名前は関係ないとか思ってます。…愛?

 2 年齢は?

 フィンゴン> 「マエズロスより70歳下」
 マエズロス> 「二つの木の刻でな。…数えなくなって久しく経つ。こいつより70歳年上なのは確かだ」
 フィンゴン> 「おかげでいつもコドモ扱いされる(ぷぅ)」
 マエズロス> 「そういうところがコドモだと言っているのだ…」

 二つの木時代は50歳で成人ということにしてみました(よくわかってない)。生まれた時には成人してる相手。そんな年の差。

 3 性別は?

 マエズロス> 「男だ」
 フィンゴン> 「男」

 ボケようがない(おい)。

 4 貴方の性格は?

 フィンゴン> 「前向き」
 マエズロス> 「悪い」
 フィンゴン> 「え”、あんた自覚あったのか…」

 自覚があるのになおせないからなお悪いわけで。

 5 相手の性格は?

 マエズロス> 「苛立つくらいに前向きで明るい」
 フィンゴン> 「ややこしい。いまだに地雷のスイッチがわからない」

 ふたりとも何気に相手が嫌いかのような発言です。

 6 二人の出会いはいつ?どこで?

 フィンゴン> 「王宮の、おじいさまの私室…だよな?」
 マエズロス> 「互いに記憶にある状態ではそれが初めてだろうな」
 フィンゴン> 「それより前に会ってた?」
 マエズロス> 「お前のことなど叔母上の腹の中にいた頃から知っている」
 フィンゴン> 「それは会ってるって言わないだろ」
 マエズロス> 「それでは誕生祝いの名代の時だな。騒がしい赤子だったぞ」
 フィンゴン> 「記憶にもないような時のことに責任持てない…」
 マエズロス> 「大丈夫だ。マグロールよりは静かだった」
 フィンゴン> 「……へ?(今聞き違いだよなマグロールとか言ってないよな)」

 マグロールは、意識がしっかりするまで…というか赤子の頃は超うるさい赤子だといいです(希望)(え)。

 7 相手の第一印象は?

 マエズロス> 「だから騒がしいなと」
 フィンゴン> 「綺麗な足だなと」
 マエズロス> 「……? 何故足なんだ?」
 フィンゴン> 「下向いてたら綺麗な足が見えて、目を上げていったら綺麗な脚で身体で綺麗な手と腕と顔が見えたから」
 マエズロス> 「…………。」

 たぶんアレですよ。出会い頭にこけてたので最初に目に入ったのが足だと。

 8 相手のどんなところが好き?

 フィンゴン> 「予想外なところ」
 マエズロス> 「表裏がなさそうなところ」
 フィンゴン> 「あれ?ってことは正反対なところが好きなわけ?おれたちって」
 マエズロス> 「どこが正反対なんだ?」
 フィンゴン> 「だっておれはギャップがあるところが好きで、あんたはおれのギャップがなさそうなとこが好きなんだろ?」
 マエズロス> 「………。(微妙に違うような気がするがうまい反論が思いつかない)」

 間違ってないけどなんか違うような気もする。

 9 相手のどんなところが嫌い?

 マエズロス> 「……全体的に」
 フィンゴン> 「えぇ!(びっくり)それつまりおれのこと嫌いってことじゃん!」
 マエズロス> 「いや。好きだが?」
 フィンゴン> 「いや全体キライって嫌いってことじゃん」
 マエズロス> 「そうか?」
 フィンゴン> 「(これ更に突っ込んでいったらあんたのことだから「では嫌いだ」とか言い出すよな…)……ま、いいや」
 マエズロス> 「で、お前は?」
 フィンゴン> 「え」
 マエズロス> 「え、ではなくて。私のどこらへんが嫌いだ?」
 フィンゴン> 「えーっと…性格…?の、一部…?」
 マエズロス> 「そうか。どうせ私は性格ブスだ(拗)」
 フィンゴン> 「……!(拗ねた!拗ねたよ!(汗))」

 ムカつくけど好きなひと。

 10 貴方と相手の相性はいいと思う?

 フィンゴン> 「い、いいはずだ!」
 マエズロス> 「根拠はまるで無いが良いのじゃないか?」

 実際、ものすごく良いんだと思います。ざらつきも含めて。

 11 相手のことを何で呼んでる?

 フィンゴン> 「マエズロス」
 マエズロス> 「フィンゴン。あとは従弟殿とか上級王陛下とか」

 “上級王陛下”は本人の前じゃ言わない気もしますけど…。

 12 相手に何て呼ばれたい?

 マエズロス> 「名前でいい」
 フィンゴン> 「マエズロスが呼ぶなら何でもいい」
 マエズロス> 「ほー…」
 フィンゴン> 「(ぎく)…ぜ、前言撤回。名前がいい」

 ふーん、って思っただけで別に突飛なあだ名を考えていたわけではありません(笑)。

 13 相手を動物に例えたら何?

 マエズロス> 「アホウドリ」
 フィンゴン> 「あー…フクロウ」
 マエズロス> 「…何故フクロウなのだ」
 フィンゴン> 「あんたこそ、なんでアホウドリなんだよ」
 マエズロス> 「……遠くまで飛ぶからな」
 フィンゴン> 「?」
 マエズロス> 「何故フクロウだ?」
 フィンゴン> 「(へら)行動が突飛だから」

 語感もさることながら、本気で、アホウドリの飛ぶ姿は美しいと思っての発言なんですマエズロス。

 14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる?

 フィンゴン> 「そりゃ勿論、愛を」
 マエズロス> 「物でカタをつけたい」
 フィンゴン> 「何も要らないのでカタもケリもつけないでください(汗)」

 何をあげたらいいのかわかってません。

 15 プレゼントをもらうとしたら何がほしい?

 フィンゴン> 「心の底から、愛を!」
 マエズロス> 「ほしいもの…?(悩)」
 フィンゴン> 「悩んでないで愛とか言っとけばいいじゃん」
 マエズロス> 「(ぎろ)………。……愛を」
 フィンゴン> 「…っ!? (挑発か本気かわからん…)」

 悩みましたが結局は本音。

 16 相手に対して不満はある?それはどんなこと?

 マエズロス> 「不満なんかある訳がない(にっこり)」
 フィンゴン> 「…そういう、ややこしいところ」

 言い始めたら止まらないか、本気で何もないかのどっちか。…自分でもわかってないのがマエズロス。

 17 貴方の癖って何?

 フィンゴン> 「あー、おれ、触りたがり」
 マエズロス> 「……私は噛み癖かな」
 フィンゴン> 「わ、すっごい迷惑」
 マエズロス> 「お互いにな」

 どっちも迷惑ですよね?

 18 相手の癖って何?

 マエズロス> 「鼻歌だな」
 フィンゴン> 「へー。……えっ!?」
 マエズロス> 「え、じゃない。よくふんふん歌ってるぞ。機嫌がいいと大きくなる」
 フィンゴン> 「そうなのか…。あんたはよく耳朶さわってるよな。だからか知らないけど、すべすべで触り心地がいい」
 マエズロス> 「(無言で殴る)」

 耳朶さわりは本当は耳を塞ぎたい代わりです。弱いところだと思います。

 19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?

 マエズロス> 「もう諦めた。だからいい」
 フィンゴン> 「癖じゃないけど、家族優先なのがなぁ…」
 マエズロス> 「諦めろ」

 嫌なときは何をされても嫌なので(え)諦めました。

 20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?

 マエズロス> 「家族優先」
 フィンゴン> 「マエズロス第一主義」
 マエズロス> 「………。(わかってはいるんだな)」

 歴史の勉強とかで出てきそうな主義名だとか思っちゃダメですか。

 21 二人はどこまでの関係?

 マエズロス> 「どこまで…。身体の関係まで、か?」
 フィンゴン> 「それはそうなんですけどもう少し言い方ってものがそのあの」
 マエズロス> 「どうしたフィンゴン。大丈夫か?」

 恋人とはなんだか言いたくないマエズロス。

 22 二人の初デートはどこ?

 フィンゴン> 「王宮か、エゼルロハール?」
 マエズロス> 「まあ、エゼルロハールかな…」

 デートですまずにその先までいきそうになって何とか踏みとどまったところです(爆)。

 23 その時の二人の雰囲気は?

 フィンゴン> 「親密に」
 マエズロス> 「子守だ」
 フィンゴン> 「………。(恨みがましい目)」
 マエズロス> 「間をとって“仲良し”で」
 フィンゴン> 「なんだよそれ!」

 22で言ったとおり、本当はいきつくところまでいきそうでした。マエズロス、何気に必死です。

 24 その時どこまで進んだ?

 フィンゴン> 「…………(やさぐれ中)」
 マエズロス> 「(ちらり)…お手手つないでらんらんらん♪まで」
 フィンゴン> 「らんらんらん♪…って…」
 マエズロス> 「お前はものすごくごきげんで歌ってたからな」

 止められて拗ねましたが、言いくるめられて、お手手つないでらんらんらん♪まで浮上。

 25 よく行くデートスポットは?

 マエズロス> 「やっぱりそれもエゼルロハール…か?」
 フィンゴン> 「だってアリエンが来てもいいよって言うからさ」
 マエズロス> 「そりゃ、私も二つの木は好きだが…。あそこの近くは父上が良く来たからなぁ」

 フィンゴンはアリエンと仲が良いのです。ウチのアリエンは二つの木を世話してます。

 26 相手の誕生日。どう演出する?

 フィンゴン> 「……誕生日、知らないって」
 マエズロス> 「自分の年齢の記憶すらあやうい種族が、誕生日に関して何か思い入れがあるはずもない」

 …………ウチの子は覚えてるかもしれませんが、誕生日。…祝う習慣がないからなぁ…。

 27 告白はどちらから?

 マエズロス> 「厳密に言うとされてない気もするが、フィンゴンから」

 あれだけ好き好き愛してる言われてて「告白されてない」とは何たる言い草でしょう(爆)。

 28 相手のことを、どれくらい好き?

 マエズロス> 「たくさん」
 フィンゴン> 「(た、たくさん…?)えーと、言葉じゃちょっと説明できないくらい」

 ひとつ、ふたつ、たくさん。…よりは多いですのでご安心を、フィンゴン。

 29 では、愛してる?

 フィンゴン> 「勿論!」
 マエズロス> 「たぶん、おそらくは」

 愛してるって言っとけよ(ツッコミ)。

 30 言われると弱い相手の一言は?

 マエズロス> 「褒めてくれ!」
 フィンゴン> 「ごめん」
 マエズロス> 「……………(すごく妙な気分だ)」
 フィンゴン> 「…………(自分で言っても面白くない)」
 マエズロス> 「………………」
 フィンゴン> 「……“すまない”とか“悪かった”とかじゃなくて、“ごめん”な」
 マエズロス> 「……(言ったこと…あったか?)」

 ちょっぴり妙な光景。

 31 相手に浮気の疑惑が! どうする?

 フィンゴン> 「疑惑だけならほぼ常に」
 マエズロス> 「お前は私をなんだと思ってるんだ…」
 フィンゴン> 「おれの恋人」
 マエズロス> 「……。“ごめん”」
 フィンゴン> 「(うっ!)」
 マエズロス> 「(にやり)…私は放っとくぞ」

 弱い一言、実践中。

 32 浮気を許せる?

 マエズロス> 「許すも許さないも、むしろ私が浮気相手なのでは…」
 フィンゴン> 「いやこれって、そーいうの置いといて許せるか許せないか、だろ?」
 マエズロス> 「(にっこり)許さんぞ?」
 フィンゴン> 「……あの、おれは許しちゃうと思います…」

 フィンゴンの浮気って、浮気じゃなくて本気だと思う。だから許せないんだろうなーマエズロス。

 33 相手がデートに1時間遅れた!どうする?

 フィンゴン> 「1時間なんて、誤差の範囲内だよなぁ」
 マエズロス> 「ああ。だから待ってるな」

 1時間くらいじゃびくともしません。

 34 相手の身体の一部で一番好きなのはどこ?

 フィンゴン> 「顔。(即答)」
 マエズロス> 「………髪、かな」

 もう、コメントしようがない答えを…。

 35 相手の色っぽい仕種ってどんなの?

 フィンゴン> 「全身色っぽい」
 マエズロス> 「………同じく」
 フィンゴン> 「えー(不満)」
 マエズロス> 「…何が不満だ?ん?」

 このふたり、お互いがお互いであることが最も大事だって思ってるのに何故か意思疎通がなってない。

 36 二人でいてドキっとするのはどんな時?

 フィンゴン> 「はい!はい!今みたいに高圧的に出られると、心臓バクバク言います!」
 マエズロス> 「質問の意味を故意に履き違えるな」
 フィンゴン> 「マエズロスはどうなんだよ」
 マエズロス> 「会議やらなにやらで、お前が何を言い出すかとそりゃもうドキドキして…」
 フィンゴン> 「さっきの言葉そっくりそのままあんたに返す!」
 マエズロス> 「お前と合わせただけだ」

 え?本音?「いつでも」に決まってますよ(爆)。

 37 相手に嘘をつける? 嘘はうまい?

 フィンゴン> 「マエズロスの大嘘つき――――っ!!」
 マエズロス> 「お前はホラ吹きだな。どちらかというと」
 フィンゴン> 「……おれは、あんまり嘘はうまくない」
 マエズロス> 「ああ。そうだな。嘘つくより黙る方だ」
 フィンゴン> 「………あんたは嘘もうまいし肝心なことは何も話さないよな」
 マエズロス> 「(ゆったり微笑う)」

 何も話さないわけではないのですが、…普段があまりにも嘘つきすぎるんでしょう。きっと。

 38 何をしている時が一番幸せ?

 フィンゴン> 「……マエズロスと…」
 マエズロス> 「(かぶせてきっぱり)フィンゴンと一緒にいる時」
 フィンゴン> 「!?」
 マエズロス> 「………」
 フィンゴン> 「………(本気…?冗談…?)」
 マエズロス> 「……(ぷいっ)」
 フィンゴン> 「……あ…えっ…?(お、怒った!?)」

 超本気です。相思相愛です。

 39 ケンカをしたことがある?

 マエズロス> 「まあ、あるな」
 フィンゴン> 「ていうか数限りなく何回も…」

 日常茶飯事★

 40 どんなケンカをするの?

 マエズロス> 「取っ組み合いはしてないぞ」
 フィンゴン> 「でもマエズロスは手も足もすぐ出る」
 マエズロス> 「……」
 フィンゴン> 「あと口も出る」
 マエズロス> 「……それは当たり前だ」

 手も足も口も出るのは、よっぽど気を許してる相手だけなんですが(笑)。

 41 どうやって仲直りするの?

 フィンゴン> 「ほとんどおれが謝る」
 マエズロス> 「お前が悪い」
 フィンゴン> 「……これって仲直りって言うのか?」
 マエズロス> 「(冷笑)直るような仲もないのかもな」
 フィンゴン> 「う」

 試さずにはいられない。なんてやっかいなひと(笑)。

 42 生まれ変わっても恋人になりたい?

 フィンゴン> 「何がどうなっても恋人になりたい!」
 マエズロス> 「(ぼそ)一緒にいたいのは確かだな」

 本音。

 43 「愛されているなぁ」と感じるのはどんな時?

 フィンゴン> 「あ。今?」
 マエズロス> 「………」
 フィンゴン> 「………(期待に満ちた目)」
 マエズロス> 「(目をそらしつつ)…いつでも」

 これも本音。

 44 「もしかして愛されていないんじゃ…」と感じるのはどんな時?

 マエズロス> 「ああ、それはない」
 フィンゴン> 「えーと、日常すぎてもう気にしてない」

 これもきっぱりと本音。

 45 貴方の愛の表現方法はどんなの?

 マエズロス> 「さあ?」
 フィンゴン> 「直球勝負。……あんたのはとりあえず“ひねくれてる”よ」

 ここで「さあ?」ってはぐらかすのも愛情表現(爆)。

 46 もし死ぬなら相手より先がいい? 後がいい?

 フィンゴン> 「先に死んでものすごく後悔したから、後がいい」
 マエズロス> 「そういえば、お前、先に死んでたんだっけな」
 フィンゴン> 「……これだよ」
 マエズロス> 「じゃあ、今度は先で」
 フィンゴン> 「(はーやれやれ)」

 マエズロスはよく、フィンゴンがもう死んでしまったというのを忘れてました(え…?)

 47 二人の間に隠し事はある?

 マエズロス> 「身内の恥は隠させてくれ。何かと。ああ、今さら何を隠しても無駄だというのは解っているが」
 フィンゴン> 「おれはないけど」

 マエズロスは自分のことは別にバレてもいいんです。フィンゴンは、自分の妻のことはホントに何も知らないので説明できません(爆)。

 48 貴方のコンプレックスは何?

 マエズロス> 「……………………………王族やめたい(ぼそり)」
 フィンゴン> 「ぅわすごい本音聞いちゃった…。んー…特にないなぁ」

 人生やめたい、とまではいきませんでした。…よかった(笑)。

 49 二人の仲は周りの人に公認? 極秘?

 フィンゴン> 「済し崩し的に公認じゃないか?」
 マエズロス> 「……とりあえず、おじいさまは認めてたぞ」
 フィンゴン> 「えっ!? それって普通に公認っていうんじゃ…?」
 マエズロス> 「………え、あ、そうなのか?」
 フィンゴン> 「むしろ…マエズロス、おじいさまに聞いたのか…?」
 マエズロス> 「ああ、かなり前にな」
 フィンゴン> 「な、なんて…?」
 マエズロス> 「あー…その、なんだ、“おじいさま、私は最近フィンゴンを見てると食べたくなってきて仕方ないんですがどうしたらいいでしょう”と…」
 フィンゴン> 「………(口あんぐり)」
 マエズロス> 「あの頃は疲れていたんだ…(遠い目)」
 フィンゴン> 「………ち、ちなみに答えは(びくびく)」
 マエズロス> 「(ふ、と笑う)………“だったら食べちゃったらいいんじゃない?”」
 フィンゴン> 「……………(またも口あんぐり)」
 マエズロス> 「…私だって、それはどうかと思ったから色々言ったんだ。あれは従弟だからどうなのかとか」
 フィンゴン> 「…そしたら?」
 マエズロス> 「“ん、こどもできるわけじゃないから、君らが同意なら別にいいよ。おめでとう”………今考えると、あの頃はおじいさまも疲れてたんだな…」
 フィンゴン> 「あ…その…。……おれは、おじいさまは、その手の話は一番ダメなひとかと思っていた…」
 マエズロス> 「私もそう思っていた。だからある意味で挑戦だったわけなんだが」
 フィンゴン> 「………返り討ちか」
 マエズロス> 「(達観の表情)」
 フィンゴン> 「(脳内のおじいさま像をかなり修正)」

 すみません。フィンウェさんは、そういうひとです。

 50 二人の愛は永遠だと思う?

 マエズロス> 「さぁ…」
 フィンゴン> 「さぁ…なぁ…」
 マエズロス> 「な」
 フィンゴン> 「うん」

 本気で「さあ?」って思ってるんです。なるようになれと。その実、永遠にどうにかなって続いてると思います。

 51 貴方は受け? 攻め?

 フィンゴン> 「攻め(にっこり)」
 マエズロス> 「……受け。うん」

 別に逆でも良いんですけど。

 52 どうしてそう決まったの?

 フィンゴン> 「素直に欲求に従った」
 マエズロス> 「ほだされた」

 ええ、ほだされました。

 53 その状態に満足してる?

 フィンゴン> 「勿論♪」
 マエズロス> 「あ…まあ……不満はない」

 ぶっちゃけた話、攻め経験限りなくゼロに近いんじゃないでしょうか、マエズロス。

 54 初エッチはどこで?

 マエズロス> 「………私の部屋だったか?」
 フィンゴン> 「ああ。王宮のな」

 マエズロスのお部屋は王宮と離宮とフェアノールの工房&館とミーリエルの家とマハタンの家と……と超たくさんあります。

 55 その時の感想を・・・・

 マエズロス> 「やれやれ。しまった」
 フィンゴン> 「超嬉しい」

 うっかり流された結果。

 56 その時、相手はどんな様子でした?

 フィンゴン> 「なんというか。…たまらん感じ」
 マエズロス> 「意味が分からん。お前は可愛かったぞ。まっしぐらで」

 年の差が差ですから。

 57 初夜の朝、最初の言葉は?

 フィンゴン> 「目が覚めたら居なかったー!(泣)」
 マエズロス> 「すぐ戻って来ただろう!(怒)」

 マエズロスはそんな状況久々すぎて、照れすぎて、隣にいられませんでした。

 58 エッチは週に何回くらいする?

 マエズロス> 「70何週かに1回してたら、ものすごく頻繁だと思うんだが」
 フィンゴン> 「夫婦でも滅多にないよなー。そんなのなー♪」

 ちなみに73週=1年です。もっと言うと、1週間って、太陽時間で50日です。アマンの感覚ね。

 59 理想は週に何回?

 フィンゴン> 「1週1回…うわー、幸せで死にそう」
 マエズロス> 「0回でいい。…フィンゴン、お前は欲求不満で死ね。墓には書いといてやる」
 フィンゴン> 「う、それは遠慮します」

 体の関係がなくても良いんです。

 60 どんなエッチなの?

 フィンゴン> 「真面目に。溺れる(真剣)」
 マエズロス> 「……フツウだろう?」

 マエズロスのフツウ=エッチは気持ち良いもの。

 61 自分が一番感じるのはどこ?

 フィンゴン> 「そりゃ~ぁ…」
 マエズロス> 「(ぱこーんとフィンゴンの後ろ頭をひっぱたき)男だからな」
 フィンゴン> 「(涙目で頭おさえ)……あんた、ほんと厄介だよな」

 幼なじみだけだったら、がっつり猥談するくせに。

 62 相手が一番感じているのはどこ?

 フィンゴン> 「そりゃ…(後頭部警戒しつつ)…あ、だけど耳かもな」
 マエズロス> 「(嫌そうな顔)……(はっ、と鼻で笑い)男だからな」
 フィンゴン> 「……ハイ」

 実際どうでしょうね?

 63 エッチの時の相手を一言で言うと?

 マエズロス> 「熱い」
 フィンゴン> 「すごい」
 マエズロス> 「…………」
 フィンゴン> 「…………」

 お互い微妙な沈黙。

 64 エッチははっきり言って好き? 嫌い?

 フィンゴン> 「好き」
 マエズロス> 「嫌いではない」

 気持ち良いから好きですよ、マエズロス。

 65 普段どんなシチュエーションでエッチするの?

 マエズロス> 「?…ふたりっきりで」
 フィンゴン> 「普通だよな」
 マエズロス> 「ああ」

 普段からそんなバラエティに富んでたらマエズロスは引くタイプです。

 66 やってみたいシチュエーションは?(場所、時間、コスチューム等)

 フィンゴン> 「いろいろあるけど」
 マエズロス> 「お前がシチュエーションにこだわるタイプだとは知らなかったな(冷笑)」
 フィンゴン> 「……協力してくれません(泣)」

 実はマエズロスの条件は「ふたりっきり」だけなんですが、フィンゴン、気づいてますか?

 67 シャワーはエッチの前? 後?

 フィンゴン> 「できれば両方?」
 マエズロス> 「どちらか、ならそりゃ後だろうな」

 イロイロ汚れますし。

 68 エッチの時の二人の約束ってある?

 フィンゴン> 「特にないよな?」
 マエズロス> 「約束してもお前は聞かないだろう…」

 もう諦めた(爆)。

 69 相手以外とエッチしたことはある?

 マエズロス> 「ああ、ある」
 フィンゴン> 「おれは、いやほら、息子いるから」
 マエズロス> 「…………」
 フィンゴン> 「………(汗)(何考えてるんだろう…)」
 マエズロス>「フィンゴン、私に娘がいたらどうす」
 フィンゴン>「え、いるの!? なんだよソレ早く言えよ!超可愛がるぞ?」
 マエズロス>「………。いや、多分いないと思う」

 …………“多分”です(笑)。

 70 「心が得られないなら身体だけでも」という考えについて。賛成? 反対?

 マエズロス> 「それはつまり「実は1回やっちゃった方がどっちかに極端に傾くから仲良くなれたりして」という考えのことか?ならむしろ賛成」
 フィンゴン> 「いや段階踏んで付き合えよ!反対!」
 マエズロス> 「あのなフィンゴン、お前それじゃあ初デー(黙る)」
 フィンゴン> 「(初デー…?)ああ、おれたちの初デートの時か!だってアレはデートしたからには」
 マエズロス> 「黙れ。下半身思考」
 フィンゴン> 「(むっ)…ところで何だよ、その「実は1回やっちゃった方が…」って。ダレが言ったんだよそんなこと」
 マエズロス> 「……天の下」
 フィンゴン> 「は?」
 マエズロス> 「(超にっこり)さて、次の質問は、と…」
 フィンゴン> 「……。……!(い、今のって、「笑って誤魔化」された!?)」

 フィナルフィンがやさぐれて兄ズを語るとそんな発言になりました。

 71 相手が悪者に強姦されてしまいました! どうする?

 フィンゴン> 「どうするって…。慰めたよな?」
 マエズロス> 「私に聞くな。……そうだな。冷える」
 フィンゴン> 「…………(なにが?と怖くて聞けない)」
 マエズロス> 「……で、おそらく、抱きしめる」
 フィンゴン> 「……(だから何を!? 誰を!?)」

 悪者への報復は考え付かないのか当然なのかは秘密な方向で(おい)。

 72 エッチの前と後、より恥ずかしいのはどっち?

 マエズロス> 「どちらでも特に恥ずかしくはない」
 フィンゴン> 「ホントかー?」

 なんつって、いつでも恥ずかしい。

 73 親友が「今夜だけ、寂しいから・・・」とエッチを求めてきました。どうする?

 フィンゴン> 「どぅえええええ!? ちょっと待て意味がわからん!(パニック)」
 マエズロス> 「連れ合いの所に帰れと追い返すが」
 フィンゴン> 「寂しいからってそれはダメだろう!」
 マエズロス> 「……ああ、そうか。追い返し方が違うな。片方は蹴り出すが片方は連れ合いに引き渡すまで付き添う。また脱走しかねん」
 フィンゴン> 「お、思い直せと説得する!むしろ逃げる!」
 マエズロス> 「大体、結局襲われるのは僕じゃないか。嫌だそんなの(ぶつぶつ)」
 フィンゴン> 「そうだ、逃げてあんたのとこ行くよ」
 マエズロス> 「……は?(やっとフィンゴンの答を聞く)」
 フィンゴン> 「や、親友から逃げてあんたのとこ行く。決定」

 ちなみに「親友」想定相手は、マエズロスが幼なじみズで(勿論蹴り出すのはフィナルフィン、連れ合いに引き渡すのはアナイレ)、
 フィンゴンはアリエンでした。

 74 自分はエッチが巧いと思う?

 マエズロス> 「さあ……」
 フィンゴン> 「巧いと良いんだけど」

 まーたはぐらかしてー!

 75 相手はエッチが巧い?

 マエズロス> 「まあ、手馴れてるぞ」
 フィンゴン> 「誰と比べてるんだこの床上手…」
 マエズロス> 「(ぷい)」

 誰と比べてるんでしょうか。まったく。っつーか比べる相手も相当手馴れてると思いますが。むう。

 76 エッチ中に相手に言ってほしい言葉は?

 フィンゴン> 「名前?」
 マエズロス> 「そうだな」

 「愛してる」だなんてコトの最中でなくても普段からおなかいっぱい。…フィンゴンは喜ぶかもしれませんが。

 77 エッチ中に相手が見せる顔で好きな顔はどんなの?

 マエズロス> 「『はふ…』って顔」
 フィンゴン> 「(いつだ、それ)………ちょっと意識飛んでるとろんとした顔」

 いつってそりゃ、訪れ完了!な時ですかねぇ…。

 78 恋人以外ともエッチしてもいいと思う?

 マエズロス> 「非常に難しい問題だな。良いとは思わないが実際には、あるな」
 フィンゴン> 「…時と場合によっては良いんじゃないか?」
 マエズロス> 「どんな場合だ」
 フィンゴン> 「恋人が臥せってる時に溜まりすぎた場合」
 マエズロス> 「自分で抜け」

 フィンゴンはいざそんな状況の時には自分で抜いたはずです(おい)。言ってみただけ。

 79 SMとかに興味はある?

 マエズロス> 「興味はない。やりたくない」
 フィンゴン> 「うっわ精神的にドSが何か言ってる」
 マエズロス> 「ほほう(にやり)やるか、フィンゴン?」

 や、ホントに、ね。…そら、精神的にはドSだけどね。

 80 突然相手が身体を求めてこなくなったらどうする?

 マエズロス> 「ああやっとオトナになってくれたと(ほろり)」
 フィンゴン> 「精神的に落ち着いてる時期なんだと思う」

 本音合戦。

 81 強姦をどう思いますか?

 マエズロス> 「どうって、最悪だろう」
 フィンゴン> 「合意が考えるまでもない大前提だろ?」

 そう思ってます。

 82 エッチでツライのは何?

 マエズロス> 「後でダルい」
 フィンゴン> 「やめたくなくなる」
 マエズロス> 「………」

 沈黙したくなったけど静かにではなくうるさく沈黙してみるマエズロス。

 83 今までエッチした場所で一番スリリングだったのはどこ?

 マエズロス> 「………叔母上の、衣装部屋」
 フィンゴン> 「だって他は人いたし」
 マエズロス> 「二度とやらん」

 アナイレの衣装部屋。もーマジ無理と思ってちょっと泣いたマエズロス。うわぁああ合わせる顔ないちょっと止まれこのバカ息子!

 84 受けの側からエッチに誘ったことはある?

 マエズロス> 「わりと、な」
 フィンゴン> 「改めて考えてみると、誘いだっておれが気づいてないだけで8割方あんたが誘ってるのか?」
 マエズロス> 「7割に負けておけ」
 フィンゴン> 「……えと、7割で、良いんだ?」
 マエズロス> 「認識と葛藤の問題だ」
 フィンゴン> 「……(て、それって良くないってことか?)」

 無意識か意識的にか、マエズロスがフィンゴンをその気にさせてます。煽ってます。自分から言い出すか相手に言わせるかの違い?(爆)

 85 その時の攻めの反応は?

 フィンゴン> 「………………ほぼ嬉しく楽しく誘いに乗っておりますが…」
 マエズロス> 「調子に乗りすぎる」
 フィンゴン> 「誘っておいて…」

 誘ったくせに、「う、ちょ、ちょっと待て!」と頻繁に思う(……。)

 86 攻めが強姦したことはある?

 フィンゴン> 「マエズロスにはない」
 マエズロス> 「フィンゴンにはないな」
 フィンゴン> 「………………」
 マエズロス> 「………………」

 どーすんの、このひとたち。ちなみにフィンゴンは攻め経験、マエズロスは受け経験で語ってます(爆)。

 87 その時の受けの反応は?

 マエズロス> 「気力も体力も限りなくゼロに近かったので何となく流してしまったが…」
 フィンゴン> 「流すなよそんな重大事!」
 マエズロス> 「結果的に合意?というには不本意だと思う気持ちが今でもあると言うにはやぶさかではないのだが」
 フィンゴン> 「わかった、あんたが密かに今でも混乱してることはよーくわかった(ぎゅ)(抱きしめてみる)」
 マエズロス> 「……………」
 フィンゴン> 「…………さーて次のしつも」
 マエズロス> 「で、お前は?」
 フィンゴン> 「ナンノコトデスカ」
 マエズロス> 「(べりっと引き剥がし)予想はつくがな。今ここで似たようなことを繰り返してやろうか。いいかフィンゴン、夫婦間でも強姦は成立す」
 フィンゴン> 「ばれてます!すいませんおれが悪かったです!ほんと止めてくれそっくりだ!」
 マエズロス> 「……どうせ懇々と説教されたんだろう」
 フィンゴン> 「されました」

 マエズロスは初体験の時でした。フィンゴンは、奥方(※本人否定)相手でした。すっごい説教されました。

 88 「エッチの相手にするなら・・・」という理想像はある?

 マエズロス> 「理想など抱いていたとして、それと恋人が違った場合はどうすればいいんだ?」
 フィンゴン> 「つまり違ったわけ?」

 ひどい答だ!

 89 相手は理想にかなってる?

 フィンゴン> 「…そりゃ最終目的だったから、イコール理想?」
 マエズロス> 「理想はこれだと思っていたわけではなかったから、適ってるということで」
 フィンゴン> 「………」

 フィンゴンはマエズロスとやりたかったわけです。最初っから。

 90 エッチに小道具を使う?

 マエズロス> 「特には何も」
 フィンゴン> 「使わないよなぁ…」

 小道具使おうって発想があまりないふたり。

 91 貴方の「はじめて」は何歳の時?

 フィンゴン> 「確か27とか、そのへん」
 マエズロス> 「32だかそのへんだな。多分。……成人前はさすがに覚えているな」
 フィンゴン> 「年なんか数えてるのあの頃くらいだけだしな」

 成人するまではキッチリ年数えてると思ってます。…あ、ちなみにこれ二つの木時間です。外見で言うと14、5くらい?

 92 それは今の相手?

 マエズロス> 「違う。倍生きてもこいつが生まれていない」
 フィンゴン> 「違うけど、きっかけはマエズロスだった」
 マエズロス> 「前から思ってたが、お前、早熟だな」

 フィンゴンは早熟ですがきわめて健全に女の子とのオツキアイから入ってます。マエズロスは論外。

 93 どこにキスされるのが一番好き?

 マエズロス> 「フィンゴンには唇」
 フィンゴン> 「なんでそう意味深に答えるかなぁ…。おれも唇」

 「だっておじいさまには額にしてほしいし」……父上はどしたんですか、マエズロス。

 94 どこにキスするのが一番好き?

 マエズロス> 「耳とか目とか鼻とか、顔の部分」
 フィンゴン> 「あんた噛んでくるのそういうわけだったのか…!」
 マエズロス> 「噛んでるか?」
 フィンゴン> 「盛り上がってると噛んでるよ」
 マエズロス> 「癖だからな。許せ。……“ごめん”(にやり)」
 フィンゴン> 「……こーいうの防ぐためを考えると唇!」

 嘘つきは黙らせましょう。

 95 エッチ中に相手が一番喜ぶことは何?

 フィンゴン> 「全然わからん。喜んでるのかどうかもたまにわからない」
 マエズロス> 「充分満足している」
 フィンゴン> 「そう?なら良いんだけどさ」
 マエズロス>「…お前は、私が名を呼ぶと、本当に良い顔するんだが、喜んでるのか?あれは」
 フィンゴン> 「うん。超嬉しい」

 っつーかこうしたら喜ぶかな、とかはあまり考えてないんじゃ…。

 96 エッチの時、何を考えてる?

 マエズロス> 「この生き物は何だろうな、とか」
 フィンゴン> 「拡大解釈でもいいからおれのことって言ってほしいんだけど」
 マエズロス> 「…………」
 フィンゴン> 「おれはマエズロスのことだよ?」
 マエズロス> 「じゃなかったら許さん」
 フィンゴン> 「知ってる」

 ひねくれた表現なだけで「フィンゴンのこと」って言ってますよ!

 97 一晩に何回くらいやる?

 マエズロス> 「大雑把に平均すると2回くらいか?」
 フィンゴン> 「そうだと思いマス」

 やる日はすっごいやる。もしくは長々~~~~~と1回やる。もうダメだこのひとたち。

 98 エッチの時、服は自分で脱ぐ? 脱がせてもらう?

 マエズロス> 「やはり密着度を考えると脱ぐべきかな、とは思って…」
 フィンゴン>「でも自発的には脱がないよな、おれたち。こう胸倉を掴んで脱がせ合い?」
 マエズロス> 「追い剥ぎみたいな言い方をするな」

 みっちゃくど。いつも剥ぎ合い。

 99 貴方にとってエッチとは?

 マエズロス> 「気持ち良いもの」
 フィンゴン> 「愛情表現のひとつ」

 肯定的で良いことです。

 100 相手に一言どうぞ

 マエズロス> 「……。ばーか」
 フィンゴン> 「そういう所も含めて愛してるから問題ないけど、なんでそこで喧嘩売るんだよあんた!?」

 なんでって、マエズロスだから(嫌だそんな理由!)。