コンビ20 フィンロド&トゥアゴン

コンビで答える20の質問

フィンロド&トゥアゴン 
派手な方の幼なじみコンビです(笑)。
同い年従兄弟ンビって言い方もすごく好きです♪

1.まずはお二人の自己紹介をお願いします

トゥアゴン「トゥアゴンだ」
フィンロド「それだけ?」
トゥアゴン「君は?」
フィンロド「………私はフィンロド。フィナルフィン王家のフィンロド・フェラグンド」
トゥアゴン「(ふきだした)」

2.では、今度はお互いを簡単に紹介してみてください

フィンロド「似合わないかな」
トゥアゴン「それっ、ギルドールの真似だろう? 君、最近赤表紙本に夢中だったものな、私を置いて」
フィンロド「私の最愛の友たる従弟殿の真似をして読書していたのに」
トゥアゴン「読書に耽る恋しい友たる従兄殿の顔を見てたよ?」
フィンロド「知ってる」

3.そんなお二人の間柄を一言で説明すると?

トゥアゴン「“友”」
フィンロド「“最愛”の?」
トゥアゴン「私は“恋しい”」
フィンロド「はは」

4.お二人は、いつ何処でどのように出会いましたか?

フィンロド「従兄弟でね。同い年で。母たちがすごく仲が良い。だから」
トゥアゴン「生まれた時からずっと近くに」
フィンロド「いるのが当たり前だったね」

5.そのときと今とで、お二人の関係は変わりましたか?

フィンロド「色々あったけどこの位置が落ち着くかな」
トゥアゴン「ああ、うん(フィンロドの髪を指に巻きながら)」

6.今後もその関係は変わらないと思いますか?

フィンロド「落ち着いたから変わらないと良いけど」
トゥアゴン「もう迷わないよ」
フィンロド「じゃあ私が迷子になろうかな」
トゥアゴン「………どうぞ?」
フィンロド「…変わらないね、きっと」

7.これまで相手からされた事で、感動した、または腹が立ったエピソードはありますか?

トゥアゴン「君がいることに感動した」
フィンロド「うん。感動してる」
トゥアゴン「あと、また君の背中を見てる自分にたびたび腹が立つ」
フィンロド「君のことを諦めてた自分に時々腹が立つかな」
トゥアゴン「えっ?」

8.では、相手に「これだけは忠告しておきたい」という点はありますか?

トゥアゴン「えっちょっと待ってフィンロド詳しく!そこ詳しく!!」
フィンロド「君の完璧主義ぶりを愛しく思うけど、もう少し頼っても良いんだよ?」
トゥアゴン「君には頼ったり頼られたりで一緒に進めてるだろ、それより私のこと諦めてたって!? いつ!?」
フィンロド「あはは」
トゥアゴン「いつからそんな“笑って誤魔化す”のを覚えたんだ!兄上か!? マエズロスか!? 文句言ってやる!」
フィンロド「んー…、長男の秘密だと思って諦めて?」

9.ちょっと、相手を褒め称えてみて下さい

トゥアゴン「私が言うのもおかしな話かもしれないが」
フィンロド「うん?」
トゥアゴン「―――“エルフの友”と呼ばれる者は多くはないがいないわけじゃない。だけど“人の子の友”と呼ばれるのは君だけだ。そのことを、とても……、とても誇らしく、思ってる」
フィンロド「…………」
トゥアゴン「……フィンロド、耳がまっか」
フィンロド「君の美点は信念を貫くところだと思うよ!」

10.それでは、今度は相手をけなしてみて下さい

トゥアゴン「言わなくて悪かったと思ってるのに、私が褒めたら照れるのは―…」
フィンロド「もういいよ!いいったら!」
トゥアゴン「だけどフィンロド」
フィンロド「いいよそこは白黒はっきりさせなくて、も……ああなんかダメだ、うん、もう…。…ばか」
トゥアゴン「……………」
フィンロド「(上目)トゥアゴン、顔赤いよ」
トゥアゴン「………」
フィンロド「………」
トゥアゴン「君はもう!なんでそんな!ばか!」
フィンロド「ええ!?」

11.休日にバッタリ外で出会ったら、何をして過ごしますか?

フィンロド「大体その後の予定が一緒になったかな?」
トゥアゴン「よく誤解されていたが、示し合わせてどこかへ行ったことは殆どなかったな」
フィンロド「そうだね。大半“バッタリ会った”結果だった」

12.「これでなら相手に勝てる!」というものはありますか?

フィンロド「かけっことつなひき」
トゥアゴン「運動会でもしようか?そうだなー、じゃあ、速読と駒遊び」
フィンロド「あ、最近やってないねアルダノーレ(注1)。後でやろうか」
トゥアゴン「うん」

13.逆に「これは相手に敵わない!」というものはありますか?

トゥアゴン「心の広さ」
フィンロド「身長!」
トゥアゴン「(複雑)」

14.相手のイメージカラーは何だと思いますか?

トゥアゴン「高山から空を見上げていると、深みとおるような青が目を灼くことがある。そういう色」
フィンロド「湧くような青鈍かな。青白い炎のようでもあるけれど」

15.相手の異性の好みはどんなタイプだと思いますか?

トゥアゴン「アマリエだろう?」
フィンロド「エレンウェだよね?」
トゥアゴン「で、君はいつ結婚するんだ」
フィンロド「うん?」
トゥアゴン「君と、アマリエは、いつ、結婚するんだ?」
フィンロド「ええと」
トゥアゴン「……今頃エレンウェもアマリエをせっついていると思う」
フィンロド「ふふ」
トゥアゴン「アマリエも、なんていうか掴みどころのない…。ヴァンヤらしさなのかもしれないけど」
フィンロド「エレンウェはノルドっぽいよね。一途で、君をまっすぐ愛してる」
トゥアゴン「……(ぼっ)」
フィンロド「おお」

16.相手は、自分の目から見ても世間的に見られている通りの人物だと思いますか?

トゥアゴン「世間の評価では足りないと思うが、間違ってはいない」
フィンロド「君がいったいどんな噂を聞いてるのかすごく気になるけど。……私もそう差はないかな。言われるほどいかめしくは無いと思うけど」
トゥアゴン「君が美しく、誠実で、誰からも愛されて――……耳ふさぐな、フィンロド」
フィンロド「………(耳ぱたむ)」
トゥアゴン「(可愛い)」

17.相手がもし先に死んだとして、そのときの自分を想像できますか?

トゥアゴン「想像したくないし、思い出したくもない(むす)」
フィンロド「(よしよし撫でる)ごめんね?」
トゥアゴン「……君は」
フィンロド「ううん……そうだね。難しいな。君に限らず、たぶん私は“その時の私”を考えて身構えることはしない」
トゥアゴン「……フィンロド、君がおいていかれる方の気持ちを知らないとは言わないけれど、」
フィンロド「うん、わかってる。ここにいるよ」

18.質問も終わりに近づき、これまで相手について色々語っていただきましたが、かく言う貴方は人を見る目に自信がありますか?

トゥアゴン「自信はないな。なくなった、というのが正しいか」
フィンロド「君になかったら誰にあるんだろうって気もするけど。私はそれなりにあると思う」

19.それでは最後に、相手に何か言い残したいことがありましたらどうぞ

トゥアゴン「それで君が私を諦めてたって件について」
フィンロド「あ!アマリエとエレンウェだ、おーい♪」
トゥアゴン「ちょっと待って話はまだ終わってな」
フィンロド「トゥアゴン、早く行こうよ」
トゥアゴン「………後でじっくり聞かせてもらうからな!」

20.(これは管理人様への質問です)このコンビへの思い入れ等ありましたら、この機会にどうぞ 

 久々に書いてみたら当社比ものすごく甘い気がするんですが、
 これは色々あって色々経ての時の果てというなんかこう解脱した感がある時間軸だからでしょうか?
 ここに至るまでの話をじーわじーわ書いていきたいですが…いつになるんだろ(笑)。
 地味に他の話の時にちょくちょく顔を出して頂きたいものです。

 ※注1 アルダノーレ…某話を書いた時に捏造した「アリマア」ベースのアマンで遊ばれてる駒遊び
 うさぎを陣地までたどりつかせるものです。チェスのようでいて戦争ではありません。