ヴァンヤール
髪…例外なく金
瞳…黄、茶、青、紫などの淡い色
基本的に男性の数が多い。
で、その男性は結婚率が異常に低い。
ていうか、ヴァンヤールは、独身男性が普通。
特に湖の第3世代以降。というかアマンの第1世代、かなぁ。
数少ない女性たちは、別氏族婚(恋愛)が多い。
おそらくこう、無邪気っつーか信仰にイっちゃったみたいなヴァンヤールの男性たちよりも
別氏族の(とりわけノルドの)男性の方が魅力的なのでありましょー。
ヴァンヤールのこどもの認識の仕方というのは、ヴァンヤール族自体がひとつの家族で、
氏族全体でこどもはこども!おとなはおとな!という感じ。
「イングウェさんちのインディスちゃん」じゃなくて「ヴァンヤールのインディスちゃん」なわけね。
(このふたりは親子でなくて伯父と姪ですが)
だから親が誰…とかあんまり気にしてないといいと思う。
他の氏族との兼ね合いもあって、誰のこどもでー、とか言ってるけど、ヴァンヤールだけだったら誰が親でもいいというか、
その場におとなとこどもがいたら、おとながこどもの面倒みるもので、ウチの子じゃないから知りません、なんていうのはありえない、と面白い。
おとながひとり、こどもがひとりいたら、はたから見たら普通に親子に見えるとか、そういう感じ。
で、こどもが一番一緒にいたいひとが最終的保護者というか。
親とか親族をなくしちゃったこどもがいたら、「さー誰のところに行く?」とかね。
こども自体がめちゃめちゃ少ない…。
というか、人数がすごく少ない…(わけでは本当はないと思うんだけどね…)。
じわじわっと増えていって男性比率が高い、けど独身、だけど死んだのもめっちゃ少ない、で怒りの戦い時にはちゃんと軍勢になったのかと。
いや、ほんとにね。純ヴァンヤールで死んだと思われるのって、エレンウェだけじゃないですか。
ウチだとウチの子エイセルロスが完膚なきまでにしっかり死んでますけど。
怒りの戦いで何人死んだのか、ちょっぴり気になるところですね。
ノルドール
髪…おおむね黒、稀に銀、赤、茶
瞳…主に灰、金属色 湖世代には赤もいた
アマン最大の氏族。男女比率は半々。
独身もいるけど、だいたいは成人したらさくっと結婚。
相手も同氏族だったり別氏族だったりそれぞれ。あちこちに行くぶん出会いも多いんだろうか…。
とりあえず、氏族的に、社交的だと思う。外ヅラがいいと言うか。
こどもの親が誰かはきっちり気にする。家族として閉鎖的。というよりももはや個人プレー。
ほら、親を勘当するこどもとかいますし(笑)。
家族として閉鎖的ですから、ごく普通のおとなが知らないこどもを気にする程度にしか他の家のこどもは気にしてません。
で、身内に対しても家によって(個人によって)それぞれでしょう。
基本的には、ノルドールは、養子縁組とか、先祖とか、めちゃくちゃ気にする。
家で家系図がちゃんと、湖の第一世代までさかのぼって書けるんだきっと(笑)。
親も親族も全員亡くしちゃった孤児は、遠い遠いツテをたどって引き取られるか、ダメだったら、もう、こどもとか言ってなくて、独立ですよ。
そこからおとな。
ノルドールほど、家族に恵まれなかったら即自力でおとなになってくださいな氏族はないと思います。
テレリ
髪…おおむね銀、次に黒、基本的に無彩色。
瞳…青、緑、黒、寒色系の濃い色
エルフ最大の氏族。結婚も多いしこどもも多い。
成人したらたいていは結婚するし、うっかり婚期を逃しても、のちのち電撃結婚とか、ごくありがち。
身内をすっごく大事にして、かつ身内に引き入れたひともすっごく大事にする。
そして家族ぐるみの付き合いもとても多い。
ヴァンヤールと同じようにこどもはウチの氏族のこども、として認識するんだけど、
「私の友達のオルウェさんちのエアルウェンちゃん」とか
「私の兄のエルウェの娘のルシアンの息子のディオル」とか、
テレリですよん、というところに自分とのつながりを何かしら探したがる(笑)。
で、誰か招こう!とか思ったら、一族郎党丸ごとご招待、とか、友達連れてきて~、とか、そういうつながりを増やしたがる。
というわけで、孤児になっちゃっても、何かしら友達とか出てきてどうにかなるんでしょう。