フィンゴルフィン 静かなる太陽

Calm Sun 静かなる太陽

 フィンゴルフィンの紋章。
 毎度のごとく、紋章名は捏造です。

 接点(ポイント)は8。準接点はありません。
 デザイン的には、異母兄寄り、一応真ん中が花っぽいから父上に準拠?
 板挟みっていうにはかーなーりー異母兄に近いデザインだと思います。このブラコンエルフめ!

 絵で描いたら案外線は少ないし(そりゃ前回フェアノールだったしな…)色も少ないし、
 曲線ばっかりで面積広いし、ん~、軽くできるかな~と思った…んですけども。

 さて刺繍。

 あ…なんか曲がってる…ごめんフィンゴルフィン!そしてフィンゴルフィンの家系の方々!

 シンプルかつ美しい紋章ですよね。ええ、認めます。認めざるを得ません…。
 グラデーションのあたりとか上手く出来まして、ああ、前回フェアノールでてこずったかいがあったなぁ…という感じではあるのですけど。
 やっぱり今回も手こずりました…。黄色いねぇ…。刺繍糸がどれだけ足りなくなったか…。
 でも、次回予定のフィナルフィンのと比べたら、ずいぶん兄上と色被ってるんですよね、フィンゴルフィン。
 折衷というより異母兄寄りだなぁとつくづく感じましたよ。

 カタチとしてはカンペキな点対称・線対称・エルフならではの回転するイメージもばっちり。
 王権が移ったことから考えるに、一番目にする機会が多かった紋章はやっぱりコレじゃあないかと思うわけですが、
 色・カタチがはっきり、遠めでぼやけない、という点では兄上だって敵うまい。
 (しかしそう言っておいてくっきりはっきりの点では誰も父上には敵うまいて…なんだあのハッキリさん…)

 フィンゴルフィンの紋章で一番特徴とするべきなのは「曲線」であるところでしょうね。
 直線、ありません。描くときに定規を使わなかった紋章って、これだけです(笑)。

 フィンゴルフィン家の方々は皆さん心根が「真っ直ぐ」なのに紋章は「ぐねぐね」…なんでしょうかこの違いは。
 しかしぐねぐねしてても見つめているとなんだか納得いくような存在感のある紋章ですね。

 炎のモチーフと言い切るには、この色(特に中心)と、8つの接点へ向けての線しか出ていないゆえに、スッキリしていて、
 留まった太陽、な印象を受けます(私だけ?)。
 フィンウェさんのがあれだけ目が回る感じで、フェアノールのがあれだけ中心からぐわぁああっって感じ。
 そういう観点でいけばちょうど中間をとった紋章なのかもしれません。