幼なじみズの超ゆるい会話

私家版マエズロスとフィナルフィンは幼なじみで物凄く仲が良くてしょっちゅうアホな会話ばっかりしてますがそれは時の果てでも変わらないようでありまして、というわけでマンドスから復活後に相変わらず上級王のフィナルフィンと執政官マエズロスの執務中(おい)の妙な会話をちらりと妄想ひさしぶり。

たとえばこんな。

~嫁と婿について~

「君の子に“嫁”を使うのは間違ってる筈なんだけど納得すんのなんでだろうな」
「え、ちょ何、私なんかした?」
「今日は真面目にやってると思ったけど身に覚えあるの」
「ないです真面目にやりました」
「それは良かった。でさ、頑固さん(フィンゴルフィン)は、こどもたち婿にやらん!って言ってたんだよ」
「うん…?」
「で君はお嫁にあげないよって言うだろ」
「言うね!」
「……おかしいだろ?」
「……あれ?」

~火精家が金髪家にちょっかい()を出してた件について~

「君の弟たちの話すると、うちのこ物凄く『あ~…』て顔するんだけど何したの?」
「あ~…」
「それだよそういう顔!」
「ちょっかい?」
「ちょっかい…?」
「いや、うん。………仲良くしてたよ」
「待て待てすっごい含みあるだろちょっと待て!?うちのこに何したの!?」

・フィンロドはクルフィンに這い寄られてた
・オロドレスはケレゴルムに撫でもふられてた
・アングロドはカランシアと喧嘩してた
・アイグノールは双子に何か問いつめられてた
・ガラドリエルはマグロールと果てなきおしゃべりに突入してた

「真っ黒だ!」
「何がだよ」
「なんかもう…ひどい!」
「一部は言い訳しようが無い気がするけど」
「言い訳してよ!?」
「ちょっと落ち着け。……そうだ仕事しよう」
「……後でじっくり聞くからね」
「知ってる以上のことは何も?」
「君がそういう顔してる時は何か隠してるんだ絶対そうだ」
「はいはい」
「フィンゴンに言いつけてやる」
「はいはい」

基本的に果てがない。けど仕事はできる。