コンビ20 マハタン&キアダン

コンビで答える20の質問

マハタン&キアダンです。
答えた時系列は…第2紀くらい?

1.まずはお二人の自己紹介をお願いします

キアダン「ファラスリムの長なんぞをやっている。おかげで今やすっかりキアダンと呼ばれている」
マハタン「アウレさまに師事したノルドールのひとり。名前はマハタン」

2.では、今度はお互いを簡単に紹介してみてください

キアダン「マハタン殿は待つひとだ」
マハタン「ノォウェ殿(※1)はすべてのエルダールを送り出すひと…そのうちでいいから、自分もちゃんと送り出してくれ」

3.そんなお二人の間柄を一言で説明すると?

キアダン「間柄…」
マハタン「た、他人…?」
キアダン「ううむ…。夢で会う仲、か?(※2)」

4.お二人は、いつ何処でどのように出会いましたか?

マハタン「星々の時代にクウィヴィエーネンで」
キアダン「大いなる旅の直前だったかな。うみべ48号が暴走して、こう、水面をぽーんと飛んだりして」
マハタン「……俺の間近に墜落した。死ぬかと思った」

5.そのときと今とで、お二人の関係は変わりましたか?

キアダン「その時は『ものつくり』の観点から(※3)非常に気が合ったのだが、じっくり改めて会う機会もないまま別れてしまったな…」
マハタン「そうだな。だから、こうして夢ででも会うことができるようになって嬉しい。結局、関係としては変わっていないのじゃないか?」

6.今後もその関係は変わらないと思いますか?

キアダン「もちろ…」
マハタン「いや俺は生身で会いたいな」
キアダン「(うぐ)」
マハタン「…だから、そのうちでいいから、ちゃんと渡って来てくれ」

7.これまで相手からされた事で、感動した、またはムカついたエピソードはありますか?

キアダン「………子孫がなぁ!そりゃもう物凄く個性の強すぎる面々だったが、貴男の子孫かと思うとそれなりに可愛かったり助けたくなるというもので」
マハタン「本当に、孫も、曾孫も、世話になった…!(感涙)」
キアダン「楽しい子孫もそうだが、実はこうして聞くこぼれ話の数々の方が役立ってる気もする。子供らにウケるんだ。ヴァリノールの様子」
マハタン「……ノォウェ殿、俺はそんなにぺらぺら喋っているか…?」
キアダン「この前もなんだったかな、いつだかに聞いたオルウェ伯父の海談義か何かが、相談されたことに応用できたとエレイニオンが嬉しそうに報告を」
マハタン「(頭抱え)…………ノォウェ殿、俺は今猛烈になんだか申し訳なくなってきた。多方面に」

8.では、相手に「これだけは忠告しておきたい」という点はありますか?

キアダン「うん、貴男は人が好すぎる」
マハタン「…………(絶句)」
キアダン「マハタン殿は私に何か?」
マハタン「……いや、何と言うか、『これだけは』に絞れない」

9.ちょっと、相手を褒め称えてみて下さい

マハタン「…意地と言い張ろうが何だろうが、ノォウェ殿の分け隔てない心根があるから、すべてのエルダールの助けとなれる。誰にでも出来ることではない。結局のところ、あなたにしかできない。その揺るぎなさはヴァラールも愛でてやまない」
キアダン「……とな、ぬけぬけと言うマハタン殿の方がよほどヴァラールに愛でられて、エルダールに愛されている。優しさこそが最も素晴らしいものだ。貴男はそれを持ち合わせている」

10.それでは、今度は相手をけなしてみて下さい

マハタン「………、…………、……ふ、船狂い…?」
キアダン「(何!? そんなけなし方か!?) う……ウワキモノ」
マハタン「なっ!? 俺がいつ浮気したと!?」

11.休日にバッタリ外で出会ったら、何をして過ごしますか?

マハタン「休日、外、バッタリ……この状況では全く縁のない言葉だな、ノォウェ殿」
キアダン「ふむ。しかし、おそらく今と変わりはないな。語り合って過ごすだろう」

12.「これでなら相手に勝てる!」というものはありますか?

キアダン「船造り」
マハタン「家具造り」
キアダン「(…当たり前か)」
マハタン「(しまった、そこで比べるべきではなかったか…)」

13.逆に「これは相手に敵わない!」というものはありますか?

キアダン「身長」
マハタン「人望」
キアダン「……(そんなことはないと思うんだが)」
マハタン「………(身長…。嬉しくない…)」

14.相手のイメージカラーは何だと思いますか?

マハタン「海にも潜ってみたが、やはりあなたは暗く光る青だな。湖辺の」
キアダン「ううむ、褪せた苔だな。貴男の瞳の色だ」

15.相手の異性の好みはどんなタイプだと思いますか?

キアダン「物静かで芯の強い職人肌の女性だと」
マハタン「何故わかる…(汗)。ノォウェ殿は…な、何事にも動じないような?感じか?」
キアダン「………(何故って…奥方ののろけはしっかり聞いたが…)」

16.相手は、自分の目から見ても世間的に見られている通りの人物だと思いますか?

キアダン「底抜けに優しいお人好しだが、身内はともかく世間の風評ではもう少し強面で頑固らしいな、マハタン殿」
マハタン「そうなのか?ノォウェ殿は…。概ね世間と俺の見方は一致してる……だろうが、しかし、ノォウェ殿、その……好色なのか?」
キアダン「(ギク!)世間の風評は当てにならんな!はっはっは!」

17.相手がもし先に死んだとして、そのときの自分を想像できますか?

マハタン「………あなたの居場所が変わるだけで俺は何も変わりないのでは…」
キアダン「おや…困ったな。こんな立場だからそういう覚悟は充分なのに、貴男のことは想像できない」

18.質問も終わりに近づき、これまで相手について色々語っていただきましたが、かく言う貴方は人を見る目に自信がありますか?

マハタン「―――世間から石を投げられそうだが、あると思ってるんだ…」
キアダン「『ある』に『思ってる』がつく時点で相当自信がないな。私は見る目は必要ないと思ってるぞ。いっそ全部助ける」
マハタン「おお…(感心)」

19.それでは最後に、相手に何か言い残したいことがありましたらどうぞ

マハタン「そのうちでいい。……待ってる」
キアダン「(くうぅ!)……はい。参りましょう。そのうちに」

20.(これは管理人様への質問です)このコンビへの思い入れ等ありましたら、この機会にどうぞ

 お二人とも、ちょっと、お互いの第一印象聞かせていただいてよろしいですか?
 マハタン「はっ…これは、よく遠くで跳ねてる魚みたいなひと…!」
 キアダン「噂の“あかがね”ちゃんだ」
 ……ありがとうございました。……出会いが出会いだからでしょうか、どうしようもない第一印象…(ぼそり)。

 言わずと知れたマハタン、キアダン。なんでこのふたりがコンビかと申しますと、立ち方がある意味似ているお二方です。
 ヒトコトで言うなれば、待つ人と送り出す人。
 普通に考えれば全く会えないふたりですが、それはそれ。これはこれ(どれ!?)。
 やっぱり湖世代です(ほんとに好きだな…!)。

 ※の説明でございます。
 今回も今回で、マルっと捏造です。

 ※1 ノォウェ…キアダンの本名です。これはマジ。HoME情報…の、はず、だ。Noweって、他にどう読めますよ…。

 ※2 夢で会う仲…ろめのマハタンとキアダンは夢で会話する方々です(爆)。本当に現実で会ったのは、遠い昔のクウィヴィエーネンで1回と、最後の船のその後に。

 ※3 ものつくり…ろめのマハタンとキアダンは、クウィヴィエーネンですでに後の才能の片鱗を見せています。特にキアダン。船っぽいのとか色々造って湖でばっちゃばっちゃやってた。