コンビで答える20の質問
アナイレ&マエズロス編。
幼なじみ、もしかしたら恋だったかも、編(笑)。
1.まずはお二人の自己紹介をお願いします
アナイレ「アナイレよ」
マエズロス「ネルヤフィンウェです」
アナイレ「…………」
マエズロス「………次行こっか」
2.では、今度はお互いを簡単に紹介してみてください
アナイレ「マエズロス、ノルドールの王補佐で、あたくしの息子の恋人」
マエズロス「ちょっ!」
アナイレ「でも息子って感じしないのよね。どうしてかしら」
マエズロス「それ以前に幼なじみだろ?………アナイレは僕の親友。で、叔母」
3.そんなお二人の間柄を一言で説明すると?
マエズロス「…………」
アナイレ「…………」
マエズロス「幼なじみにしとこうか」
アナイレ「それが良さそうね」
4.お二人は、いつ何処でどのように出会いましたか?
マエズロス「フィナルフィンとちゃんと知りあってからのいつだかに、王宮で」
アナイレ「お母さま絡みじゃなかったかしら。あたくし、噂は会う前に散々聞いたのよね」
マエズロス「そうなの?」
アナイレ「あの辛口お母さまが大絶賛だったから良く覚えてるの」
マエズロス「え……」
アナイレ「どうしたの?」
マエズロス「僕、すっごい怒られた記憶しかないんだけど」
アナイレ「あら」
マエズロス「あ、でも直系長子の自覚は確かにメネリェさんに育てられたかな。叩きこまれたっていうか」
アナイレ「……あなたのお家、微妙だものね。どっちに転んでも」
マエズロス「とやかく言われるのは変わらない、と。だからメネリェさんには感謝してるよ」
アナイレ「鬼よね」
マエズロス「実の娘にその評価なのか!」
5.そのときと今とで、お二人の関係は変わりましたか?
マエズロス「……変わった?」
アナイレ「あたくしに聞かないで頂戴」
マエズロス「幼なじみ。変わってない」
6.今後もその関係は変わらないと思いますか?
マエズロス「時を遡れないかぎり変わらないよね」
アナイレ「そうね」
7.これまで相手からされた事で、感動した、またはムカついたエピソードはありますか?
マエズロス「感動したのは、フィンゴンを産んでくれたこと。ムカついたのは、トゥアゴンを産んでくれたこと」
アナイレ「本音がダダ洩れよマエズロス」
マエズロス「だって」
アナイレ「どっちも可愛がってくれて嬉しいわ」
マエズロス「……どうも」
アナイレ「あたくし、ムカついたことないわねぇ」
マエズロス「………そう?」
アナイレ「そうよ。フィナルフィンの方がよっぽどムカつくもの」
マエズロス「あ……そう……」
8.では、相手に「これだけは忠告しておきたい」という点はありますか?
アナイレ「直系長子の誇りはともかくとして、責任の方はそろそろブン投げたらどうかしら。というか、投げ捨てて頂戴」
マエズロス「途中から忠告じゃなくて願望になってるよ」
アナイレ「叶えて頂戴」
マエズロス「無理っぽいよ」
アナイレ「無理じゃないわよ」
マエズロス「ゴリ押ししないの」
アナイレ「……それは忠告かしら」
マエズロス「んー、かも」
9.ちょっと、相手を褒め称えてみて下さい
アナイレ「やだ何この美人」
マエズロス「(撃沈)」
アナイレ「あらどうしたのマエズロス?」
マエズロス「……幼なじみの思考の重なりぶりにちょっと世の無常をね…」
アナイレ「あたくしは褒めてもらえないの?」
マエズロス「あっ……」
アナイレ「褒めて頂戴」
マエズロス「えっと…」
アナイレ「夢の上?」
マエズロス「…………(顔まっか)す、素直でいいこっ…!」
アナイレ「あら、ありがと(にっこり)」
10.それでは、今度は相手をけなしてみて下さい
マエズロス「す、す、素直すぎてわるいこ!」
アナイレ「何よう、マエズロスのいい子ちゃん!」
マエズロス「なっ!?」
11.休日にバッタリ外で出会ったら、何をして過ごしますか?
アナイレ「おしゃべりする、かしら?」
マエズロス「うん、大体おしゃべり?で、大体フィナルフィンに見つかって、何でか怒られる」
アナイレ「そうなのよね。何でかしら」
12.「これでなら相手に勝てる!」というものはありますか?
マエズロス「んー料理の腕かなー」
アナイレ「こども、産めるわ」
マエズロス「……え」
アナイレ「こども産めるわ」
マエズロス「………ハイ、そーですね。負けました…」
13.逆に「これは相手に敵わない!」というものはありますか?
マエズロス「ははははは。確かにこどもは産めませんマケマシタ」
アナイレ「敵わないのはこういう素直さね」
マエズロス「え?」
14.相手のイメージカラーは何だと思いますか?
アナイレ「本人が派手な色だからかしら、少ぅし、煙った色の印象なのよね」
マエズロス「派手って…。鳥籠姫は柔らかい白かな」
15.相手の異性の好みはどんなタイプだと思いますか?
マエズロス「頑固で真面目な天然入ってるイイ男」
アナイレ「(その形容って自分にも当てはまるって気づいてないのよね)……そうね、色々と鈍感な子ね」
マエズロス「ええ?」
アナイレ「実は全然違ってもいいのよ。あたくしの主観」
16.相手は、自分の目から見ても世間的に見られている通りの人物だと思いますか?
マエズロス「そもそも鳥籠姫の噂を聞かないな…」
アナイレ「あら、そう?」
マエズロス「夫や息子や娘の噂は、ってそうか、噂がない状態を世間の評価にするなら、間違いなく絶対に違う。僕の評価で言えば、君は間違いなく家族中で一番派手やかだよアナイレ」
アナイレ「派手かしらねぇ?」
マエズロス「僕の主観(にやり)」
アナイレ「………夢の上は世間の評価サイアクだと思ってるんじゃなくて?」
マエズロス「実際サイアクだろ僕の評価は」
アナイレ「最近の評価は“精神的な病もち”よ」
マエズロス「はあ?」
アナイレ「心の病でたまに暴走、そうでない時はこれほど輝かしい公子はいない、っていう噂で世の乙女が何人も目を輝かせてるって話よ。良かったわね、ある意味正当な評価で」
マエズロス「何だそれ」
アナイレ「まあ、あなたの評価はとっても運が悪いのよ。世間の評価もたまには真実に近づくのね」
マエズロス「なんだそれ…」
アナイレ「好きなひとが褒められてると嬉しいのよマエズロス?」
マエズロス「なんだ、それ――…」
17.相手がもし先に死んだとして、そのときの自分を想像できますか?
アナイレ「実際に起きたわ。……というかね、考えた事はあるのよ。思いつかなかったけど」
マエズロス「もう、なんか、さ」
アナイレ「何?」
マエズロス「僕は考えなかったよ。だって君が安全な所にいるって、そこから動かない。下手は打たないって知ってたから」
アナイレ「知ってたの」
マエズロス「知ってたよ」
アナイレ「……誰のためだか知ってたの?」
マエズロス「僕らのためだって自惚れたいんだけど」
アナイレ「好きにして頂戴」
マエズロス「うん」
18.質問も終わりに近づき、これまで相手について色々語っていただきましたが、かく言う貴方は人を見る目に自信がありますか?
マエズロス「ないない」
アナイレ「あると思うわよ」
マエズロス「…………」
アナイレ「…………」
マエズロス「あれそれ、僕に対してのツッコミだった…?」
アナイレ「あると思うわよ?」
19.それでは最後に、相手に何か言い残したいことがありましたらどうぞ
アナイレ「愛してるわマエズロス」
マエズロス「……うん」
20.(これは管理人様への質問です)このコンビへの思い入れ等ありましたら、この機会にどうぞ
幼なじみズもしや、恋仲!? 編。仲良いなぁ…。
野郎ども編の直後と思っていただければよろしいかと。