コンビ20 オルウェ&フィナルフィン

コンビで答える20の質問

オルウェ&フィナルフィンです。
第1紀の終わりごろ。

1.まずはお二人の自己紹介をお願いします

オルウェ「アルクウァロンデでファルマリを治めている。オルウェだ」
フィナルフィン「フィンウェとインディスの第4子、フィナルフィンです」

2.では、今度はお互いを簡単に紹介してみてください

オルウェ「今はティリオンにてノルドールを治める、わたしの可愛い義息子だ」
フィナルフィン「ノルドールのひとりとして、王として、子として、私個人として、敬愛するひとであり義父上です」

3.そんなお二人の間柄を一言で説明すると?

オルウェ「……言ってしまったな。王同士であり、」
フィナルフィン「親子です」

4.お二人は、いつ何処でどのように出会いましたか?

オルウェ「(ふふふ)うん、あの頃からそなたは可愛かったな」
フィナルフィン「(むぅ)……私が、20になるかならないかの時、アルクウァロンデまで行くというエイセルロスにくっついて行った時が初対面です。からかわれました…」
オルウェ「一瞬本当に間違えたのだ。からかうつもりは…なかったとは言わないが」

5.そのときと今とで、お二人の関係は変わりましたか?

オルウェ「友人の子が息子になるとは思わなかった」
フィナルフィン「確かに、義父上になられるとは予想外でした」

6.今後もその関係は変わらないと思いますか?

フィナルフィン「変わりたくないです」
オルウェ「そうだな」
フィナルフィン「でも愛情は深めていきたいと思います」
オルウェ「そうだな(にっこり)」

7.これまで相手からされた事で、感動した、またはムカついたエピソードはありますか?

オルウェ「あの時(※1)、来てくれたことが(ほろり)」
フィナルフィン「(どぎまぎ)……私も、あの時迎え入れて下さったことが何よりも感動しました」

8.では、相手に「これだけは忠告しておきたい」という点はありますか?

フィナルフィン「これを忠告と言っていいのかむしろ私が悪いのですが、オルウェさま」
オルウェ「…はい」
フィナルフィン「友情は相手を見て発揮してください…!いえもう本当に私が言えたことではないのですけれど!」

9.ちょっと、相手を褒め称えてみて下さい

フィナルフィン「真珠のような方です。そして貝のような、そして波のような。嵐の後の凪のような。深く広くとても美しいのです」
オルウェ「……。(照れて黙る)」
フィナルフィン「……(まだ何か言いたそうな顔)」
オルウェ「(何か言わなきゃ何か)……フィ、フィナルフィンは得難い息子だと思う。息子としてでなくても、ひとりの人物として、とても得難い……関わりをもてたことがとても嬉しくなるひとだ」
フィナルフィン「!!」

10.それでは、今度は相手をけなしてみて下さい

フィナルフィン「欠点が見つかりません(真顔)」
オルウェ「そうだなあ。――愚か者」
フィナルフィン「う」
オルウェ「――は、私も同罪だが」

11.休日にバッタリ外で出会ったら、何をして過ごしますか?

フィナルフィン「どこの外かによりますね」
オルウェ「先日の“浜辺で絶叫大会”(※2)は面白かったな」
フィナルフィン「そ、そうですね……びっくりしましたけど」

12.「これでなら相手に勝てる!」というものはありますか?

オルウェ「王経験の長さ」
フィナルフィン「若さ」
オルウェ「……当たり前か」
フィナルフィン「当たり前でいいんですよ」

13.逆に「これは相手に敵わない!」というものはありますか?

オルウェ「社交術」
フィナルフィン「癒し系オーラ」
オルウェ「……なんだそれは」
フィナルフィン「いいんです。オルウェさまはそのままで」

14.相手のイメージカラーは何だと思いますか?

オルウェ「光の縁取りのある黒だな。説明しがたい色だが」
フィナルフィン「穏やかな乳白色か、もしくは残照の浜辺の色」

15.相手の異性の好みはどんなタイプだと思いますか?

オルウェ「お互い妻子持ちでこの質問はどうだろうか。妻がタイプなのでは?」
フィナルフィン「そうですね。ではオルウェさまは母性の強い大らかに穏やかに構える方…ということになりますか」
オルウェ「すると……そなたは性別不詳(※3)が好みか…!」
フィナルフィン「ええ!? オルウェさま実の娘にその評価ですか!?」

16.相手は、自分の目から見ても世間的に見られている通りの人物だと思いますか?

フィナルフィン「世間の評価より数百倍素晴らしい方ですっ!!」
オルウェ「……世間の評価より、幾分、熱血だな」

17.相手がもし先に死んだとして、そのときの自分を想像できますか?

オルウェ「もし…(暗くなる)」
フィナルフィン「もしの話でも考えたくない。想像できません」

18.質問も終わりに近づき、これまで相手について色々語っていただきましたが、かく言う貴方は人を見る目に自信がありますか?

オルウェ「自信はない。ない、が、ないとも言っていられん」
フィナルフィン「一応、あるということで…」

19.それでは最後に、相手に何か言い残したいことがありましたらどうぞ

フィナルフィン「では、次の祝祭の時には迎えに参ります」
オルウェ「ああ。そなたも息災で」

20.(これは管理人様への質問です)このコンビへの思い入れ等ありましたら、この機会にどうぞ

 すみません、お二人、お互いの第一印象を教えてください…
 オルウェ「なんとまぁ愛らしい」
 フィナルフィン「なんて綺麗なひとだろう…!」
 ………ありがとうございました。フィナルフィンは初恋ズキュン★な一目ぼれでした(爆)

 普通に考えれば舅と婿で何やら諍いがありそうなんですが、ウチのオルウェがそーゆータイプでないので…。
 しかも一人娘ならともかく、(いや娘はひとりですが)こどもが他にもいますから。

 第1紀、アマンに残った方々。
 中つ国の激しさには到底敵うわけがありませんが、静かながら、凪いでいながらにして、アマンにも時は確かに流れたのです。
 そして怒りの戦いの出陣。そこらへんを考えた時、私の中でこのふたりがごぉぉぉおっとブーム(笑)。
 勢い、推奨コンビとなりました。

 さて、※の説明。
 今回は比較的捏造…やっぱり捏造でした。すいません。

※1 あの時…ノルドール出奔の時、フィナルフィンが引き返したことを指します。
ろめのフィナルフィンは、引き返して即単身でアルクウァロンデまで謝りに行ってます。
その後もあれこれと。

※2 浜辺で絶叫大会…青年の主張大会のノリで。
きっとバッタリ会ったから、オルウェが誘ってふたりで絶叫したんですよ。
なんて?…そりゃ、「兄上のバカ――――!」って。
フィナルフィンはともかく、オルウェは相当スッキリしたと思います(笑)。

※3 性別不詳…ろめのエアルウェンは日常的に男装しています。
かつ男装している時の見た目はどっからどう見ても「美少年☆」。