「考えすぎて動けなくなるよりは良いかもしれないね」
ノルドール・エルフ。
フィナルフィンの第三子、三男。
白金の髪、青紫の瞳。
ノルドール王家唯一の常識人。
ろめの和歌詠むエルダールたちで言いますと、古典系統の表記法を作り出した男です。古語表記。…それ、すごいな。
フィナルフィン家で一番「わかりやすい」プライドの高さなのかな、と思います。
フィナルフィン家ってのは、クウェンディの三氏族すべての血を引いてるわけです。
その誇りもあるし、アングロドはたぶん家族好きで母上とりわけ好きだろうなぁ、と。
そんな感覚で、研究家肌だけど外出大好き…かも?つまりそれって実地調査が好きなのか?日常すべてが研究対象?とか考えてみました。
出好きの母上追っかけてってたら、好奇心が刺激されることが多すぎて、すっかり研究好きになったとか。どうでしょうかねぇ。アリじゃないかと思うんですが。
で、人と話すのも好きだし上手いし…っていう。
だから外交向きってことでフィンロドが使者に選んだりしてるんじゃないかと思うのです。
あと外見が一番テレリっぽいかな。金髪も明度高めの白っぽいのです。
が、同時に、フィナルフィン家では最も「ノルドール」です!って意識が強いんじゃないかと思う。
でもその「ノルドール」って、二アリーイコール「フィンゴルフィン家」なんじゃないかなぁと(笑)。少なくとも絶対確実に「フェアノール家」はよくわからんと思ってる。
フィンゴンに懐いてて、アマン出たのもフィンゴンに引きずられて…って形ですから(ああ、つくづくフィンゴンがいなかったらあんまりアマンを飛び出てなさそうなノルドール(笑))、
もしかしたら彼にとっては「ノルドール」=「フィンゴン含む我ら一族」って認識なのかな?
実は母方のテレリ族に傾いてるわけではないのかもしれない。
アングロドを考えるにあたって原作をじっくりまったり眺めてましたら、1回目の登場シーンはごく普通に
カランシアの「ていうか、お前どーせ純ノルドじゃないだろ」発言にカッチーンときてますし、
2回目は「我々含む“ノルドール”と“フェアノールの息子たち”をまとめないでくださいっ!」って怒ってますし、
…なんつか、ノルドだよなぁ(何が言いたい)(この場合のノルドの代表はフェアノールだ(笑))。
【私家版アングロド】白金/青紫 祖父と母と並ぶと明確な血縁を感じる甘めの美人。色味も超テレリ。実地調査大好き研究家で思索も外で動きながらしたい。明るく社交的で大らかだけどノルドールとしての誇り高さが王家一で侮辱に黙っていられない。常識人なので一般的な「こうあるべき」を実践してる。