方位針

Bearing Pointer

 方位針です。
 『中つ国歴史地図』の扉絵に、二色刷りで載ってます。
 というわけで色は完全に捏造なんですが…。そしてまたこの写真では超わっかりにっくいですが、背景(地色?)にも色がついてます。
 外側が薄紫、内側が黄色です。

 そんなわけで刺繍にドン☆

 えー、今回は厳密に言うと紋章ではないので、正方形向きは必要ないのですが…ちょっと大きく見えるので乗せちゃいました。
 四方についてるのは「方角ルーン」です。どれがどれだか分かります?

 こちらは「西」のルーン拡大気味。ちっちゃいですね(爆)。

 正解は、「西が上」でした。
 アルダの世界観としては、上位の方角は「西」であるので、地図も当然そのように設定され、描かれます。
 今現在われわれが資料として拝めるのは、教授が現代の我々にわかりやすいように北上で描いてくれてますが、
 アマンの地図だってベレリアンドの地図だって、勿論ゴンドリンのもナルゴスロンドのもメネグロスの見取り図でさえも(笑)
 西上で描かれたものを、エルフたちは見て使っていたはずです。
 それで、その地図のすみっこにはこの紋章が入っていると!(笑)
 ついでに言っちゃえば、公式の地図の紙にはこの紋章が漉きこんであると!!(爆)
 妄想がはばたきまくっておりますが、そんなんだったらいいのにな~、楽しいな~、と思いません?(聞くな)
 ちなみに色ですが、中央青と白はそれぞれマンウェとウルモ、周囲のトゲの赤銅はアウレ、黄色と紫はヴァンヤカラーで、
 むしろヴァルダさまとヤヴァンナ、黒の縁取りは秩序っぽいものではないかと思っております。(って、私が決めたんですが)
 方角ルーンは完全にイメージです。
 西は当然「マンウェの青」がいくとして、それに対応するなら東は「アウレ、もしくはメルコールの赤」でしょう。
 北は「ウルモの緑」。北の方って海のイメージ。(ヘルカラクセか?)
 で、南は「黄色」。これは山のイメージ及び、南の方がなんか豊かなイメージあるので、温かみのある原色で。