イングウェ

「私は貴方を責めるつもりはない。貴方が、わからないはずがないからだ」

 ヴァンヤール・エルフ。
 イミンの直系の孫、アマンへの使節で、エルダール長。
 ヴァンヤールの王にして、全エルダールの王。
 金髪ゆる巻きウェーブでめちゃめちゃ長い(床掃除には気をつけて)、少し濃い目の紫の瞳。

 非常に強い予見(まさに天からのお告げ状態)の力を持つが、ほとんど誰にもそれを打ち明けないので、どこまで見通しているのかは謎。
 (マンウェに、ナーモみたいだねぇ、とか言われている(笑))
 常に冷静で動じない、と思われがちだが、本人、顔に出ないだけで実はちょっぴりパニック体質。
 グチや悩み事はエルウェに言うだけ言っていたが、言うくらいにはとっくに自分の中で片付いている。

 アマンに来てからフィンウェに「最近エルウェに似てきた」とか言われるが、
 フィンウェに見せてなかっただけで、元々からかい好き。
 イングウェとエルウェというのは、ぱっと見では仲…悪い…ね…という感じだが、一言では言えない感じに仲は良い。というか、悪くはない。
 エルウェもイングウェも意地っ張りな方なので、3人まとめてアマンに行ってたら、
 ヴァンヤール対テレリの都壮麗対決とか始まりそうだと思う(おい)。
 (フィンウェは笑って見てる…っていうかノルドールはその場合どちらに味方するんだ(笑))
 インディスとフィンウェの結婚には最後まで反対していた。
 ミーリエルと養い子を通じて親交があり、その縁からフェアノールを何かと気にかけていた。
 怒りの戦いでは出陣するにはしたが、テレリ族に混じって船に留まり、足をつけたのはバラール島のみ。

 どうも悟ってるというか、冷めてる感じのする方ですが、彼には彼なりの悩みもあり、
 ついでにヴァンヤールの男性の中では一番情が深い。と思う。
 
 みーんなマンドスに行っちゃって、さびしがってるんですが…誰も気づいてくれないだろうなぁ、と。
 オルウェの所に行くフィナルフィンにおまけにくっついていくイメージがあるんですが、
 オルウェはオルウェで兄を思い出してしみじみ、としちゃって、フィナルフィンが疎外感を味わうんだろうなぁ、
 というか、世代感のギャップがありそうな(ぶつぶつ)。
 え?もちろん考えすぎボケですとも。

【私家版イングウェ】金/濃紫 重め瞼の美人。輝いてる。ほぼ常に半眼なのは強すぎる予見の力があるから。大体冷静だけど顔に出ないだけでパニックしてる。明確な癒やし手で産婆でゲイでリバ。考えすぎボケではあるが概ねツッコミ(周囲が変すぎ)。薬草園の手入れ中に邪魔するマンウェにひらてうち。