「一生では短すぎて見つけられないものだ」
ノルドール・エルフ。
フェアノールの第1子。長男。
紅銅色の髪、金属色の瞳。
(この方の名前、見た目はマエズロスの方が好き。言うのはマイズロスの方が好き。困った)
ろめ的に“フィンウェとミーリエルの息子”はこの方です、と言った方がいいような性格で、結果的に苦労性気味の火精家長男。
美男です。美しい男です。
顔立ちとか体つきとか完璧に整ってて(整いすぎてて)そこらへんは性別とか超越してるのに、なぜか全体的な印象はものすごく「男」。
女装すると見た目は似合ってるのに、本質完全に男だから、黙って座ってないと騙せません(誰騙すの…)
ろめのマエズロスはマグロールと50歳も離れてますがフィナルフィンとは10歳しか離れてません。
(ちなみに50年、10年はヴァラ年表記。…太陽年にして500年)
フィンウェさんの孫世代でひとり飛びぬけて年上です。
そんなわけでまるでフィンウェさんの4男のよーな扱いを受けてるフシもあったりなかったり。
フェアノールが真面目に“父親”してたのはマエズロス相手だけです(爆)。
あんまり秘蔵してたので、フィンウェさんが押しかけて来たりしたし。可愛がりすぎです(笑)。
いちばん年下のよーないちばん年上のよーな微妙~な立場に長年いたマエ兄。
フィンウェさんに次いで一番“ノルドールの王”やってられるのはこの方だと思います。
でもな~んか裏トップ気質なんだよな…この方。名補佐というか。
てっぺん立ってもすばらしいんだけど、ある程度気楽な方がイキイキしてる。
マエズロスはややこしいひとです。
一本通ってはいるんだけど、考えてることが複雑すぎる。
ついでに人の印象が変わるってことが無いような気がする。印象は加算されてくの。
「やなやつ」と「好き」が同居する。うわ面倒くさい(爆)。
人当たりはそりゃ父に比べたらよっぽどいいけど、性格の悪さでいったらウチのフィンウェさんと張ります。
つまりめちゃくちゃ悪いってことですね(おい)。でも責任感は強いからおとなしくしてる。
完全に羽目外したらどーなるんでしょうねぇ…。怖いから考えない(笑)。
マエズロスとミーリエルはウチではたいそうよく似ている性格ですが、一番違うところは最後の最後で自分のことが好きか嫌いかってこと。
マエズロスは自分が嫌いです。大事じゃないんです。
だから自分の好きな人が自分を必要としていないなら、自分はいなくっていい。
自分の幸せって何?って感じ。目的がなくなると生き方がわからなくなって困るタイプ。
ところでこの方の添え名“丈高き”は単純に背が高いだけじゃなくて、顔小っちゃくてスタイル良くってすらりとしてて、実際の身長よりも背が高く見えたからじゃないかしら。
背だけでいったらトゥアゴンの方がおっきいわけだし。
【私家版マエズロス】紅銅/金属 極上の美男。全体的な印象がとても男。何事を成すにも誰かのために成す。自分の望みはいまいち分からない。ひとの印象は加算式で例えば「やなやつ」と「好き」が並列される。責任感の強さで大人しくしてるけどたいしたお茶目さん。自分ではわりと人生楽しんだつもり。