「これは私にしか出来ないことだと思うから」
ノルドール・エルフ。
フェアノールの第2子。次男。
濃樺色の髪、枯灰色の瞳。
マグロールは雄弁です(何!?)。かつ沈黙を守ります(何ぃ!?)。
火精家は皆「普段無口で喋り出したら叩きのめす」タイプな気がするけど(イヤだそんな家庭)、
マグロールはそれが一番極端じゃない感じに体現できてるんじゃないかしら。
彼は最も自我が確立されてるひとなんではないかと。
自己認識がはっきりしてるというか、冷静というか。
変化すらきっちり取捨選択して、じわじわっと自分にすり合わせていって、気が付いたらすっかり変わってる。
感受性は強いんだけど、同じくらい自己認識が強いから、影響を受けすぎるとかじゃなく、好奇心によって自分で選択する、とか。
対人好奇心がめっちゃくちゃ強いひとです。
そして恋多き方です。いや違うな。浮名を流してらっしゃいます(何?)。
来るもの拒まず去るもの追わず。恋を楽しんでおります。
惚れっぽいと思う。さらに飽きっぽいと思う。
別れ方が上手いと思う。本気の恋で死にたくなるほど傷つくと思う。
初恋がめちゃくちゃ早いと思う。それを全く引きずってないと思う。
ろめのマグロールはマエズロスの50歳下、ちょうどマエ兄が成人した年に生まれます。
……親子でも全くおかしくないってな!(爆)
マグロールからしばらく王家はベビーラッシュなので(トゥアゴンまで6人が30年でこの世にこんにちは)
「いい子なお兄ちゃん」なのはむしろマグロールかなぁと思います。
マエズロスはお父さんなんだよ…(だって…フェアノールはさ…)
で、マグロールはたまにマエズロスにだけとんでもなくコドモな甘え方してればいい。
フィンゴンと仲が良いと思う。でもそれは「すぐ下の弟がいるお兄ちゃん」な繋がりなのか、
「マエズロス至上主義者」な繋がりなのか(落ち着け!)
腹黒です。これはもう環境が悪いんだ。
ろめで「伶人」でエレンミーレに師事してしまった辺りですでに腹黒決定です。
環境はひとをつくる。師匠が悪かったな。
でもある意味あの猫かぶりエレンミーレが素で師匠やってるのが逆にすごいことではなかろうか…。
気が合ったんだろうなー…本音トークか…うっかり聞いたら立ち直れなくなりそうだ…。
【私家版マグロール】濃樺(黒)/枯灰 正統派優男。対人好奇心と自我の強さは天下一品。影響を受けるのでなく変化を自分で選択する。兄に関してのみ物凄く重く考える。伶人の社交を正しく行っていたので孫世代で一番艶聞に事欠かなかった。雄弁だけど守るべき沈黙を守る。腹黒いですか。それが何か?