「後悔し続けですね。結局俺は何も悟っていないと」
ノルドール・エルフ。湖生まれ。
フィンウェの2歳下(だからそれはエルフには全く関係ない年の差だったら)。
ネアダネルの父、アウレに最も愛されたエルフ。
赤銅の髪、苔灰色の瞳。
父親を湖にて亡くし、母親は母親で、親を亡くしたこどもたちの集団の面倒をずっとみていたので、
ミーリエルとかルーミルとかと面識があります。ていうかミーリエルとは幼馴染。
姉弟のように育ち、かつマハタンの才能を一番に認めて褒めて伸ばしてくれたのはミーリエルなので、もうミーリエルラブです。
弟らしく、時には兄のようにずっと見守っていて(甘えるのでなく)、ミーリエルの恋にはさっさと気がついたので、
フィンウェさんとの仲をすっごく応援していました。
フィンウェさんのことを「お知恵さん」とあだ名しています。
もともと手先が器用で、細かい道具とかを作るのが得意だったんですが、アウレに鍛冶の仕事を習ったらもう水を得た魚。
巨大な作品はあまり得意ではなく(だから建築分野には手を出さない)中くらい~小物はとても得意。
金属を金属らしからぬ仕上がりにするとか、金属と木の融合が得意分野。
やってて一番好きなのは、鍛冶の仕事どこらへんが関係あるんじゃいって感じの、木の加工。
ま、でも木の加工には金属の道具が要りますよ(笑)。
本人的最高の作品はミーリエルの織り機で、隅から隅まで木で出来ていて、実はアウレもお気に入りの作品なんだとか。
装飾品よりも実用品(机とか椅子とかですか)の方が作るの好きなんですが、
フィンウェさんの最初の王冠はミーリエルとの合作で、金属と糸(布)の不思議なものを作りました。
母をたいへん敬っていまして、その延長で妻をとても大事にし、かつ娘をすっごく可愛がる(可愛がりすぎたふしもある(爆))。
女系家族の男性ですから、それ特有のやさしさ持ち。良き息子であり良き夫であり、良き父。
(そしておそらくは良き兄であり良き弟でもあるのでしょう)
ま、それって女うけは良いんですが男うけが悪いということでもあり(笑)。
義理の息子がとんでもないヒネん坊ですが、それはそれで可愛いとか思っている。
だって大好きな姉(?)と尊敬する「お知恵さん」との息子ですし。
自分のとっても可愛がってる娘が選んだ相手だし。
ましてや職人としてもある意味尊敬する相手でもあり、とにかく愛しい。
のちのち大ショックな出来事がありますが…。
孫たちとは仲良さそうなイメージが。鍛冶場にそんなに篭り続けるタチではないので、
マエズロスとかカランシアとかと、あれこれ話してそうです。
【私家版マハタン】赤銅/苔灰 わりと地味に整っている。安らぎ系笑顔。母が湖世代孤児の面倒を一手に引き受けていた関係でだいぶオトナ。女系家族にぽつんと男。優しさのあるいい男。地に足のついた判断基準のまともなひとなのでノルドの良心。得意分野は鍛冶仕事だけど珍しいことに木工ができる。