「それが恋じゃ」
マイア。
ヴァーナとエステに仕え、ローリエンの花と木を世話した。
シンゴルの妃。ルシアンの母。
エルフの姿は黒髪、灰瞳。
マイアとしての姿は虹色の髪、虹色の瞳。
自分の世界に生きるタイプ。実は厭世的でヒキコモリなひとだと思う。
恋に一途。超一途。
一途のあまり、一目惚れした相手にマイアの全力でアピール。
原作記述に則れば、エルフを見たこともなく(音楽の中ではともかくとして)
3使節の来る前に中つ国へ行ってます。
そしてエルフの大移動、大いなる旅の頃にちょうどべレリアンドに。
運命の出会い…と言うにはどうにも一方的に見初めた(笑)感が否めませんが、エルウェと出会います。惚れさせます。
しかもエルフの姿を纏って、子まで産んじゃう。これを一途と言わずして何と言う。
娘までそっくりな感じに人間に恋してますわな、全力で。
さてエルフに化けたメリアンですが、姿はエルウェの好みのどまんなか、であろう、ということで、少々コメントしづらい気がします。
だってルシアンの姿から察するに…好みどまんなか、ってやっぱりそうなのか、と。
さらにナン・エルモスの森で告白に挑んでるあたり、非常に妄想のしどころだなぁと思います。
でも、全力で恋するって、つまりそういうことだと思うので、私の中では決着ついてます。
そうだよね!その時のエルウェの心の中の「理想の恋人」を具現化したんだよね!
厭世的なのかな?というイメージは行動から。
中つ国にプイっと行っちゃうのも、基本話してるのが予言・忠告的なものなのも、
実は対人能力に難ありっぽいような気がしなくもない。超ひとみしりするとか。
エルフの中でどことなく浮いてるっていうか、能力全開なだけに仕方ないのかもしれませんが、
シンゴルがヒキコモリになってるのはどう考えてもこの方の魔法帯が原因のひとつだろうし、全力でマイアで一途なので、いいのかな?
そういえば、ガラドリエルの第3紀での存在感の強さは、メリアンから学んだんだって信じてる。
【私家版メリアン】虹/虹 エルフの姿は黒髪灰目の典型的ノルド美人。予言的忠告を良くくれるが対人能力にはわりと難あり。マイアの中でも話しかけづらいタイプ。恋に一途で全力。それまでの全てを放り出して恋を選ぶあたりは娘にしっかり遺伝してる。後悔などしないと言いつつ泣かずにはいられない。