王冠を投げるひとたち

エレストール「あなたは投げ捨てないでくださいね、王冠」
エレイニオン「はは、ないない」
エレストール「『投げ捨てられた王冠を拾った側近の会』が出来そうなレベルですからね!私は絶対拾ってあげませんからね!」
エレイニオン「ははは」
エレストール「何ちょっと嬉しそうにしてるんですか」

ノルドの王様、王冠投げすぎ。「我らは王に仕えているのだ。王冠にではない」とか言いつつ拾う側近萌え…。

ケレブリンボール「王冠投げ捨てるって、ああ見た見たフェラグンド様のはナマで見た。あの王冠歪みもしなくて感動した。銀でさ、つまり柔くて繊細なのだったんだけど……あの方けっこう怪力なんだぞ、勢い凄かったし、あれ見習って君のも頑丈だから投げても大丈夫」
エレイニオン「投げ捨てないって」

とりあえずフィンロドとトゥアゴンが王冠投げ捨ててくれたので状況を鑑みるにきっとフィンゴルフィンも投げてるなこれはと思って、そしたらまあフィンウェさんも投げてなくはないな(比喩)と流れて、すると投げたっていうか王権をパスしてるマエズロスもその流れに入らなくはないなって、王冠投げすぎ。
大事なものほど投げられる傾向にあるのかと危ぶむとこです(爆)
宝飾品に限っても王冠投げられてるしナウグラミーア投げられてるしシルマリルも…
-何もかもが投げつけられる、それがシルマリルの物語-

ベレリアンドでちゃんと王冠造られたのはフィンゴルフィンのが最初だろうし、それ投げ捨てていかれたのでそのまま使ってるだろうフィンゴンが愛しいし、ゴンドリンにはゴンドリンのがあるし、と思ったらやっぱりエレイニオンのはケレブリンボールに造って欲しいんだよという曾孫世代仲良し妄想してます。
フェアノールは王冠?そんなもん要らんわという心中修羅場真っ盛りだったから無いままだし、マエズロスにそんな暇はないしパスするし、フィンゴルフィンのは誰が造ったのかな、トゥアゴンかなって思ってる。
フィンゴルフィンからフィンゴンが一番マトモに継承できてるからそこ繋ぎたいよ。

マエズロス「伝言だ。……『王冠をよく投げ捨てなかったな、偉いぞ』?」
フィンゴン「なんだそれ!?」
フィンロド「褒められてるんじゃないかな、伯父上もトゥアゴンも投げてるから。わたしもだけど」
フィンゴン「マエズロスもうちにパスしたしなあ」
マエズロス「うちに王冠は無かったがな」

マエズロスとフィンゴンがあまりによくモノをやり取りしているようなので、やり取りブツの中には「王権」も入るよな?っていう流れでフィンゴンの王位継承が一番しっかり豪華な式してると妄想もくもーく…
フィンゴンの王位継承式ネタで、トゥアゴン生きてるのに不在かよ→じゃあせめて何か贈り物でも→王冠造ってれば良いじゃん、な発想だったの思い出した。
読み返したらフィンロドは自分の足許に王冠投げ捨ててるからだいぶ力入ってたんじゃないかと思うし、その時のオロドレスの顔たしかに見たいし、ケレゴルムもクルフィンも喋りが叫びから呟きまで自由自在すぎてなんかもうカオスだったあそこ。エドラヒルは拾ったひとで一緒に行ったひとだなあ…。